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達磨ケ峰・フトウガ峰・段ケ峰



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平成17年9月18日(日)  メンバー 私だけ

達磨ケ峰 912.7m
フトウガ峰 1083m
段ケ峰 1106m

2万5千分の1地形図「神子畑・長谷・但馬新井・生野」を参照すること。


段ケ峰トレッキングガイドマップ

旧生野山荘跡の登山口駐車場入口に「段ケ峰トレッキングガイドマップ」という、かなり詳細なルートの解説板がある。これを読めば、私の山行記録など読む必要がないと私も思う。

段ケ峰トレッキングガイドマップ(生野町作成)

段ケ峰トレッキングガイドマップ
《段ケ峰縦走コースを中心に、滝登りコースは省略》

段ケ峰の登山コースが、関西の登山愛好家に広く紹介されたのは、昭和30年代の中頃。以来、山登りが楽しめる身近な山となりました。山頂までのコースは、見晴らしのいい尾根道や滝登りなど、醍醐味も満点。自然の営みや四季の彩りも満喫できるコースです。



初心者コース
段ケ峰縦走コース
  【歩行時間】登り:3時間、下り:2時間55分
達磨ケ峰とフトウガ峰を尾根伝いに歩いて、段ケ峰山頂をめざす往復約6時間のトレッキングコース。初心者も安心して楽しめるので、季節毎に訪れるファンも多いです。

上級者コース
滝登りコース
  【歩行時間】登り:3時間
倉谷川の本流沿いに3つの滝を登って、段ケ峰の山頂をめざす上級者向けのコースです。木の枝についている黄色のプレートや赤いテープを目印に、チャレンジしてみてください。

初心者コース
杉谷コース
  【歩行時間】登り:1時間30分、下り:40分
フトウガ峰の山頂と町道を結ぶ最短のコース。急勾配の杉林を通るため、足元注意。目印は木の枝に巻き付けたプレートと赤いテープ。下山に利用する人も多いです。

※歩行時間は、季節、天候、体調、経験などで異なります。

トレッキングを楽しむ10の方法

  1. 身軽で動きやすい服装と装備を
    装備は軽めに、服は風通しの良いものを選びましょう。ただし、秋は寒さ対策も必要です。
  2. 道標を見ながら無理のない山歩きを
    段ケ峰縦走コースには概ねの歩行時間を表示した道標を設置しています。時間設定の参考にしてください。
  3. 山道は原則として登りが優先
    下るよりも登る方が疲れの度合いも大きいはず。だから、登りを優先としましょう。あくまでも原則として。
  4. 「こんにちは」と一緒に情報交換
    山道で行き交うときの挨拶は、山の基本ルールです。それがきっかけで、山道情報もゲットできるかも。
  5. 楽しく楽に歩いて上手に休憩
    風景や自然を見ながら楽しく歩いて、適時なペースで休憩します。新鮮な空気を深呼吸してみましょう。
  6. 四季折々に移ろう山容を楽しむ
    春から夏にかけては、アセビやドウダンツツジなどの花が咲き、秋は紅葉で山が真っ赤に染まります。
  7. パノラマの視界をスコープで拡大望遠
    段ケ峰縦走コースには、展望の良いポイントがあります。軽量のスコープがあると楽しみが倍増です。
  8. 西から段ケ峰に雲がかかると雨
    生野町栃谷では昔から段ケ峰山頂に西側から雲や霧がかかると雨が降るといわれています。
  9. 霧が発生したら早めに下山しましょう
    霧の山道では道標など目当てに進みましょう。ただ、広いところでは足元を見て進むのがベスト。


先ずは達磨ケ峰へ

三連休にどこに登ろうか考えるが、なにも思いつかない。まだ暑く近所の里山はきついし、檀特会のサイトを覗くと18日の日曜日に生野の段ケ峰に登るという。段ケ峰なら1,000mを越して幾分涼しかろうと、前日の土曜日に登ることにした。しかし天気予報によると連休中日の日曜日が一番の好天らしく、日曜日に変更。

6:47
旧生野荘跡(この言葉は段ケ峰関連のウェブサイトでよく見るが、それでは新生野荘はどこにあるかと問いたい)に到着。先着車は2台、その内1台は駐車場奥でテントを張っている。昨日登ったのだろうか。

途中のローソンで買ってきた「焼きラーメン」を朝食代わりに食べる。『焼きラーメン390円9月13日(火)発売。とんこつ味に仕上げたバラエティーメニュー焼ラーメン、食感豊かなラーメンを、とんこつ味で焼いた焼ラーメン。焼豚、ゆで卵、もやし、きくらげ、なるとなど、ラーメンでおなじみの具材をトッピングしています。カロリー:454kcal、※九州地区ではお取扱いしておりません。』(ローソン公式ウェブサイトの商品紹介のページより引用)。温めてないので脂っこいスープがゼリー状のまま底に固まっていたが、お腹が空いていたのか美味しかった。けれども次に食べる機会があったら必ず温めることを決意する。

駐車場への進入路入口には東陽綱業製の「バイアニクストイレ」が設置されている。中は見ていないが外観は非常にきれいだ。駐車場奥にはドコモの携帯基地局があり、縦走路の稜線から段ケ峰頂上まで通話可能だった。

さあ登るぞ

7:18
駐車場の入口側の端に「くま注意」の看板が2枚、「車上荒らしにご注意!」のが1枚あり、そこが登山口だ。ここにも明確な案内があれば、始めて登る人には親切だろう。登り始めてすぐに、駐車場に車が入ってきて人の話し声が聞こえてきた。

雑木林の中のそれなりに急な登りが「達磨ガ峰の肩」まで続いている。ガイドマップでは「急勾配の山道」となっているが、実際はごく普通の一直線に登る道で、特に急勾配というわけではない。まあ緩やかな道が多い段ケ峰の中では「急勾配の山道」と表現しても間違いではないだろう。

そんなには急ではない

7:45
急な登りは幾分緩やかになっていきた。曇っているが、北側を見ると天気が回復しそうな雰囲気もあり薄日も差してきた。しかし南側はガスっていて、それが行く手の稜線を越えて北へと流れていく。麓にはゴルフ場が薄っすらと見えている。

行く手をガスが横切る

8:01
「達磨ケ峰の肩」に着いた。道標が立っていて、段ケ峰まであと2時間25分もかかるという。

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|        達 磨 ケ 峰 の 肩        |
| 達磨ケ峰山頂   10分              |
| フトウガ峰山頂 100分 ←→ 登 山 口 25分 |
| 段ケ峰山頂   145分              |
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稜線へと笹が刈られているので遠望でも良いのかと一段登ってみる。なんとまあ稜線のササが逆モヒカンに幅3mほどに刈られ道になっている。ササの根元を20cmほど残しているので歩けるものではないが、風力発電所建設調査のための作業道路なのだろう。今でも装軌車両なら楽に走ることが出来そうだが、風力発電所建設までには完全舗装された道路になるに違いないと思う。

稜線のササが一直線に幅広く刈られている

達磨ケ峰の肩から5分も進むと「12号機」と書かれた標識が打ち込まれている。クリーンエナジーファクトリー社エコ・パワー社による風力発電所の、直径100m近いローターがここで回る日が来るのだろうか。なだらかな稜線に立ち並ぶ風車が緩やかに回るという風景は見事だろうが、点検道路や送電線(地中化するだろうが)はどんなものになるのだろうか。

幻想的な風景の中を行く

8:23
三等三角点標石(点名:勝負沢)がある、「達磨ケ峰山頂」912.7mに着いた。地形図を見ると東側に「菖蒲沢」の地名があるが、点名の「勝負沢」とはだんな関係があるのだろうか。

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|        達 磨 ケ 峰 山 頂        |
|        標高 912.7m          |
| フトウガ峰山頂  90分 ←→ 登 山 口 30分 |
| 段ケ峰山頂   135分              |
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登頂記念プレートは1枚だけ「JS3UUU 達磨ガ峰 913」というのが下がっている。

達磨ケ峰山頂からの展望、何も見えないな

相変わらずの幻想的な景色が広がっているが、今日一日こんな天気なのだろうか。


次はフトウガ峰だ

8:34
高い鉄パイプの塔が立っている。小さな風車が取り付けられていて、風を受けて回っている。風力発電所建設の基礎資料収集のためのものに違いない。近くには「10号機」と書かれた杭も打たれている。

風観測用の鉄塔が現れた

8:42
達磨ケ峰まで登ると、その先はなだらかな稜線が続き、生野の高原はススキの穂が風になびき秋の景色だ。

生野高原はもう秋景色だ

8:52
地形図の915m標高点の南東に道標が立っている。ここが登山口のガイドマップにあった達磨ケ峰山頂から20分地点なのだろうが、道標が立っている以外にこれといって特徴のないところだ。

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| フトウガ峰山頂 70分  達磨ケ峰山頂 20分 |
|            ←→           |
| 段ケ峰山頂  115分  登 山 口  50分 |
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8:59
登山道は、天気がよければそれなりに眺めが良かった思われる稜線の道は終わり、雑木林の中を行く道に変わる。

雑木林の中を行く

9:17
雑木林だけかというと、そんなわけはない。一部だが植林の中を行くところもある。

植林の中を行く

9:23
「最低コル」への下りは、青い鹿防除ネットの脇を下っていく。ネットは強度確保のためかステンレス線が編みこまれている。落雷のときは近づかないほうが良いかもしれない。ネットの中は伐採されて若い植林と草原になっている。

ネットの脇を下る

9:28
「最低コル」通過。達磨ケ峰から段ケ峰をつなぐ稜線の一番標高が低い鞍部だ。白い柱の道標が立っている。

最低コル  尼崎山の会
北西へ段ケ峰85分  寄贈 中山富二
東へ菖蒲沢を経て生野駅110分
南東へ達磨を経て生野荘90分

最低コルの道標

ネットに開閉部があり、道標にある菖蒲沢へと続くのか踏み跡が延びている。

9:46
ネットが東へと離れていき、登山道は広い切り開きを登っていく。真夏は暑そうなだが、防火帯も兼ねているのだろうか。

フトウガ峰への登り

9:53
雑木林を抜け、ササが茂る斜面まで登ってきた。もう一登りで平坦な「フトウガ峰」だが、ササの斜面に展望がよさそうな岩が飛び出している。踏み跡も延びているので行ってみた。

フトウガ峰手前の展望岩

程よい斜面に少しだけ飛び出した岩の上は平らで、安心して立ったり座ったり出来る。向こうに見えるのは「ヒシロガ峰」あたりだろうか。そういえば、いつの間にかガスが消えたが、残念ながら遠望は利かない。

10:09
フトウガ峰頂上(どこが頂上なのか良く分からないが)のササ原の一角に、さあ登れと言わんばかりの岩がある。上空の雲も薄れ、青空も見えてきた。

フトウガ峰山頂直前の岩

もうすぐフトウガ峰頂上だ

フトウガ峰にも風観測塔が立っている。背の低いササを原を鉄塔へと行くと、傍らに小さな装軌運搬車が放置されている。鉄塔に括られた箱に掛けられた南京錠には「段ケ峰FT地点」と表示がある。鉄塔になにやら英語で注意書きが書かれている。

DANGER
WATCH FOR WIRES
You can be KILLED
if this tower comes near electric power lines.
READ INSTRUCTIONS

《@nifty翻訳》
危険
ワイヤーを待ちます。
死ぬことができます。
このタワーが送電線の近くで来る場合。
読取命令

ハイカーにはほとんど関係がない注意書きのようだ。むしろ「登るな・支線を外すな」などの注意書きが必要かも知れない。この20m以上はあるだろう鉄塔によじ登ったらさぞかし素晴しい眺めが待っていることだろう。

フトウガ峰頂上へと続く作業道のササ原の切り開き

10:23
鉄塔のそばを通る幅4mほどの作業道は「フトウガ峰」頂上で登山道と交差している。

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|       フ ト ウ ガ 峰 山 頂       |
|         標高 1083m          |
| 段ケ峰山頂   45分 ←→ 達磨ケ峰山頂 80分 |
| 登 山 道   75分    登 山 口 110分 |
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広々とした達磨ケ峰の頂上を独り占めにしていると、単独、夫婦、三人組と登ってきてだいぶ賑やかになってきた。登頂記念プレートは「JS3UUU 山岳移動 1082 フトウガ峰」と、倒れている尼崎山の会のフトウガ峰標柱にねじ止めされた「香住の海と山を探す会 フトウガ峰 2004 7/6」の2枚しか見当たらない。

フトウガ峰頂上


段ケ峰へ

10:40
フトウガ峰から5分程歩くと、この縦走路の数少ない分岐の一つ「フトウガ峰分岐」だ。左に行くと杉谷の登山口へ、右に行くと段ケ峰頂上だ。

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|       フ ト ウ ガ 峰 分 岐       |
|         標高 1083m          |
| 杉谷登山道       ←→ 段ケ峰山頂  40分 |
| 町道まで    40分    登 山 口  70分 |
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10:45
段ケ峰への始めは、雑木林の緩い下りだ。下りきった鞍部には細い水の流があり、東へと流れていく。

段ケ峰への登り返し

雑木の中を登り北から西へと進路が変わると、再びササ原の見通しの良い広い稜線になる。フトウガ峰周辺の平坦なササ原よりも、この辺の方が起伏があり、風景的には縦走路の核心部だと思う。なお曲が角付近の縦走路から少し離れて3本目の鉄塔が立っている。

緩やかな起伏のササ原を行く

正面が段ケ峰だ

11:13
1,103.4m二等三角点標石(点名:段ケ峰)、土台だけの小屋跡の先に段ケ峰の頂上がある。「段ケ峰 標高1.106m 第19回JR西日本登山」の表示板が立っていて、三角点よりも3mほど高いようだ。周囲は霞んでいて相変わらず遠望は利かない。

北西の1088m標高点のあるピーク方向に2本の鉄塔が立ているのが見え、笠杉山への稜線にも風力発電所建設の計画があるのだろうか。

登頂記念プレートは有名な山なのに、わずか3枚しかない。もしかすると登頂記念に登頂記念プレートを外してもって帰るのがはやり始めたのか、はたまた登頂記念プレートの収集家がいるのだろうか。

  1. JS3UUU 1103 段ケ峰
  2. 火の用心 H.O.K 2005
  3. (2字不明)山段ケ峰1103m 舞鶴市 (4文字ほど不明)
段ケ峰の最高標高地点


フトウガ峰分岐から杉谷登山道で下山

11:32
頂上には6人ほどしかいないが、そろそろ檀特会の皆さんが現れる頃だろう。賑やかになる前に頂上を退散し、フトウガ峰分岐まで戻ることにする。こここから千町峠まで下ってしまうと長い長い林道・車道歩きが待っているが、フトウガ峰分岐から杉谷登山口に下れば林道歩きは半分ほどですむ。

フトウガ峰分岐に戻るまでに予想通り檀特会の皆さんとすれ違った。檀特会の後からもう一集団が登ってきてが、人数からみて檀特会が元気組とお疲れさん組に分かれていたようだ。

檀特会の皆さんとすれ違う

12:06
フトウガ峰分岐から杉谷登山道に入る。今日の行程の中で、ここから杉谷登山口までが私の未踏区間で、どんな道なのか楽しみだ。

フトウガ峰分岐から杉谷登山道へ入る

道はすぐに雑木林の中へと入るが、異常に広い切り開きの中を下っていく。防火帯も兼ねているのだろう、車でも楽にすれ違えるほどの切り開きは、真っ直ぐ南へと続いている。

広い切り開きだ

車でもすれ違えそうだ

12:20
道標が立ているが、登山口まで後どれくらいかかるのだろうか。

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|   フトウガ峰山頂 10分  |
| →              |
|   段 ケ 峰山頂 50分  |
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12:21
道標があり、道が分かれている。「沢下りコース」は左斜めへ分岐するがあまり歩かれていないようで、踏み跡はかすかだ。「林間コース」は右斜めへ同じような広い切り開きが続いている。

「生野」・「沢」という言葉から、「暗い」と「ヒル」というのが連想され、「林間コース」を選択する。

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|       杉 谷 登 山 道       |
| 沢下り  コース ←→ 杉谷(林間)コース |
| 登山口  35分    登山口  25分  |
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12:25
異常な広さの切り開きは、雑木林から植林へと変わると、普通の幅の登山道となり、ジグザグと急な斜面を下っていく。道端にはママコナが群生し満開の花が咲き誇っている。ただし小さな花で見栄えはあまりよくはないが。

普通の幅の登山道になった

ママコナ

12:42
大きな岩の間を下っていくが、どの岩も垂直に切り立ち、上面は平たくなっている。岩石の種類はフトウガ峰頂上東側にあったものと同じように見えた。

大岩地帯を下る

最後は植林の中を下る

12:59
沢に出ると「沢登りコース」と合流し、そのまま沢を少し下ると林道に出る。「沢登りコース」を見上げても、登る必要が無いこともあるが、どこを登ればよいのだかさっぱり分からなく、道も見えてこない。道標の所要時間も40分も差があり、ほとんどの人は林間コースを登るだろうか。

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|        杉 谷 登 山 道        |
| 杉谷(林間)コース  ←→ 沢登り コース   |
| フトウガ峰山頂50分   フトウガ峰山頂90分 |
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13:05
3分間沢沿いを下ると林道の倉谷橋に出る。

倉谷橋の登山口に下りる

登山口近くには車が2台ほど止められるスペースはあるが、この林道の入口には「通行止」の表示がある。

2年前に千町峠からこの林道を車で通ったとき、「今回車で下っても、道は狭く見通しは悪く、おまけに落石も多く、路面もかなり荒れていて(一部はコンクリート舗装されている)時々車の底が路面に当たる音がする。それでも普通車でも十分走ることは出来た」とあるが、今も通れるのかは分からない。

簡易舗装の林道を下る

野外走行用二輪車の集団が爆音を上げて林道を登っていく。二輪車なら通行可能なのだろう。

13:39
「通行止」の表示があり、ここから林道は一般道路に変わる。段ケ峰登山口に行く道と栃原集落へ行く道に分かれる。栃原集落への道は災害復旧工事のため“作業中”は通行止だ。

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| 段ケ峰登山口     栃原集落    |
| (旧生野荘跡) ←→         |
| L=2.2km    L=4.3km |
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ここまでの林道は全て下りだったが残り2.2kmの車道は、登り坂もあり苦しいものがある。別荘地帯・生野高原カントリークラブ・別荘地帯を行き出発地点へと戻る。

14:16
旧生野荘跡の駐車場に戻る。下山してから1時間と少しかかったが、段ケ峰から千町峠に下りると倍以上かかるので、それよりはだいぶましだったが、1時間の林道車道歩きはつまらなかった。なお駐車場には6台ほどの車が止まっていた。



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