播州山崎花菖蒲園で満開のシャクナゲを見る
平成18年5月4日(木) メンバー 私、妻その1
シャクナゲ園 | 30,000u |
花菖蒲園 | 60,000u |
2万5千分の1地形図「山崎」を参照しても分からないと思う。
5月1日から5月25日の播州山崎花菖蒲園はシャクナゲが見頃です
播州山崎花菖蒲園は名前の通り花菖蒲で有名だが、5月のゴールデンウィークはシャクナゲが満開に咲き誇っている。今年は4月1日から4月21日は水仙・ツツジで無料開放、4月22日から5月30日はシャクナゲで500円、6月1日から6月30日は花菖蒲で800円と時期により入園料が変わるのが面白い。
ゴールデンウィークの5月4日、妻その1と宍粟市方面に当てもなくドライブに行き、宍粟市山崎町内に入るとシャクナゲ園の幟が目に入り、誘われるように播州山崎花菖蒲園へ行ってしまった。花菖蒲はまだ青々としていたが、シャクナゲは満開ですばらしかった。
園内にあったシャクナゲの解説文です。
シャクナゲについて
植物学的にはシャクナゲはツツジ科に属します。ツツジ科にはおよそ30の属がありますが、その中の一つにツツジ科ロードデンドロンというのがあります。
一般にいわれているシャクナゲは、みなそのツツジ属に入ります。
原始のシャクナゲは中国の奥地やヒマラヤ地方に発生したものと考えられています。シャクナゲが広く厚い葉を持つのは、空中湿度の高いモンスーン地帯の風土に適応したためと考えられています。
今日1,000種以上を数えるさまざまなシャクナゲの大群がありますが、これを大別して4つのグループに分けて考えるのが普通です。
- マレーシアやニューギニアに分化したマレーシャクナゲ群(ビレアの仲間)
- 日本人になじみの深いツツジ、アザレアの仲間
- いわゆるシャクナゲらしいシャクナゲで、無鱗片シャクナゲ
- ヒカゲツツジなどが含まれる有鱗片シャクナゲ
以上の中で、ニホンシャクナゲと呼ばれるもの(ホソバシャクナゲ、ツクシシャクナゲ等)は、3の無鱗片シャクナゲの中に入ります。
シャクナゲは、園芸品種としての歴史は浅く、原種の交雑により園芸化が始められたのは、前世紀以来のことです。昔から日本では、シャクナゲは深山に咲くその神秘性から一種の「忌み木」として一般の庭園に持ち込むことを敬遠する民俗信仰があったようで、それが園芸植物として普及が遅れた原因の一つのようです。
続いてシャクナゲの花のクローズアップ
以上でシャクナゲの部は終了し、周辺に植えられていた花や勝手に咲いていた花々です。こっちの方がシャクナゲを見るよりも面白かったりしました。
平成18年5月13日 追記
このツツジは愛子さまのお印の『ゴヨウツツジ』(別名シロヤシオ)です。メールを下さりました匿名希望の○○○○さま、ここを借りてお礼申し上げます。
平成18年5月18日 追記
上の花は「ノジシャ」ではないかという貴重なアドバイスを匿名希望の方から頂きました。世の中には凄い人がいるものだと感心してしまいました。ウェブ上の写真と比べてみると「ノジシャ」に間違いありません。参りました。
最後に園内の食堂で食べた「竹姫弁当(A)」です。天ぷらもカラリとあがり、地元の山菜をふんだんに使った料理は、鄙の里にしてはなかなかおいしかった。先ずメニューから。
《メニュー》 竹姫弁当(A) 800円 《山菜御飯(小)・にゅうめん・山菜天ぷら・煮物》 竹姫弁当(B) 800円 《山菜御飯(小)・冷やしそうめん・山菜天ぷら・煮物》 おにぎり(二つ) 300円 お汁付き 山菜天ぷら 400円 山菜ごはん 300円 冷やしそうめん 400円 にゅうめん 400円 《飲み物メニュー》 生ビール 500円 瓶ビール(中) 400円 冷酒(一合) 400円 燗酒(一合) 350円 チューハイ 350円
最後はまだ青々とした花菖蒲園の風景です。6月に入ったらもう一度行ってみようかな。それとも5月の最後の日曜日に行ったらシャクナゲ料金の500円で花菖蒲の蕾ぐらいは見られるかな。
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