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有馬紅葉谷道と六甲ビューパレスのビーフカレー



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平成19年11月3日(土)  メンバー 私だけ

有馬温泉バス停〜紅葉谷道〜極楽茶屋跡〜六甲ガーデンテラス〜天狗岩南尾根〜渦森橋バス停

2万5千分の1地形図「宝塚」を参照すること。


六甲山にカレーライスを求めて

今年の1月に食べた「おらが茶屋」の独特カレーから始めた六甲山カレーライス全制覇の目論見は、膝の不調で中断していたがそろそろ再開しようと思う。これまでに六甲山中の茶屋からレストランまでカレーライスを12皿食べてきたが、どこでどんなカレーライスを食べたのか整理しておこう。

カレーライスの写真12枚をスキップする

おらが茶屋(須磨寺公園)
独特カレー 750円

マヤテラス(掬星台)
KOBE摩耶カリー 900円

一軒茶屋(六甲越)
カレーライス 600円

池の店(再度公園)
カレーライス 500円

六甲フードテラス(六甲ガーデンテラス)
カレーライス 650円

登六庵(六甲山小学校近く)
名物カレー 1,000円

ル・ピック(森林植物園)
スパイシーカレー 650円

カフェレストラン サウスロード(六甲山ホテル)
ビーフカレー 1,470円

プティテール(六甲オリエンタルホテル)
牛フィレ肉カレー 1,470円(+サービス料10%)

チーズハウス・ヤルゴイ(弓削牧場)
ビーフカレー 840円

茶房 チックタック(有馬温泉御所泉源向かい)
有馬薬膳カレーと八穀ごはん 1,200円

えーでるわいす(六甲高山植物園)
じっくり煮込んだ自家製ビーフカレー 735円

この12皿の中で六甲オリエンタルホテルは廃業してしまい、もはや食べることは叶わない。また冬季休業のまま目覚めることなく廃業したり、運営会社が変わってメニューから消え去ったりで、自分の中では六甲山カレーライス完全制覇は永遠に達成できないものとなっている。

でも、まだ未食カレーライスが数皿残っているのを見逃すことは出来ず、今日は六甲ガーデンテラスの展望カジュアルレストラン・六甲ビューパレスへと登ってきた。


登りは有馬温泉から紅葉谷道へ

9:00
いつもの様にJR三ノ宮駅とミント神戸をつなぐ連絡橋下の4番バス停から、阪急バス・神姫バスが共同運航している「三宮有馬線」に乗車。バスの運賃は680円で、神戸市営地下鉄・北神急行・神戸電鉄有馬線の900円よりも安く、神戸市発行の敬老パスで有馬温泉へと行ける唯一の路線だ。

好天の行楽日和になるという天気予報もあり、紅葉の見ごろ近づいているためかバスは満席で立っている人も多い。

9:47
転寝をしているうちにバスは有馬温泉に到着。阪急・神姫バスともこの路線の乗降場はバスターミナルではなく、有馬温泉観光総合案内所の前の路上となっている。

いつもの神姫バス(三宮有馬線)で有馬温泉に

いつもならロープウェイ駅方向へと一緒に行くハイカーが少なからずいるのだが今日は誰もいない。みんな紅葉の名所として名高い瑞宝寺公園へと行ってしまったのだろうか。

10:05
六甲有馬ロープウェイ有馬温泉駅で登山の用意を整える。このロープウェイ(片道料金980円)からの景色は歩いて登るのとはランクが違うほどの雄大さで、12分の乗車時間があっという間に過ぎてしまう。スピードを半分ほどにして30分ほどの乗車時間を確保できればもっと人気が出るに違いない。

ロープウェイ有馬温泉駅

紅葉谷道へは砂防工事のために通されたのだろう林道を行く。林道からは巨大な砂防ダムが見え、上流の紅葉谷や湯槽谷などにもたくさんの砂防ダムが有馬温泉や下流の町々を守るために造られている。

一般車通行禁止の林道を行く

10:25
林道終点に着いた。ここから右に行くと湯槽谷から有馬三山や番匠屋畑尾根へ行ける。左が紅葉谷道で極楽茶屋跡へと通じていて、厳冬期には凍りついた七曲滝や百間滝に行くこともできる。

林道終点、紅葉谷は左、右は湯槽谷


紅葉谷道を極楽茶跡へ登る

いきなり紅葉谷道は石段で始まる。実は数々ある砂防ダム越えの登りなのだが登りきった先が面白い。普通なら立ち入り禁止の標識とフェンスのある砂防ダムなのに、ここでは砂防ダムの上を右岸から左岸へと渡るのだ。昭和36年1月に完成した「白石砂防ダム」(高さ21.5m、長さ72.0m)で、紅葉谷道は昭和7年に開業した六甲ケーブルにあわせて整備されたので、その当時と今の紅葉谷道のルートは大分変わっているのだろう。

いきなりの堰堤越えの石段

10:35
流れに架かる丸太橋を渡る。この流れは七曲滝方面からと思うが地形図を見ると間に砂防ダムがあり、谷を遡上することはできないようだ。
丸太橋を渡る

10:37
「白石谷(経験者向け・危険な岩場あり)」の標柱があり、紅葉谷道の三分の一ほどの細い道が左へ分岐していく。“熟練者向きコース”は歩いたことがあるが“経験者向け”とはどのような違いがあるのだろうか。私にもいろいろな恥ずかしい経験があるが、その中で沢登りの経験となると全くない。おそらくその方面の経験のことを指しているのだろが、六甲山の谷筋での遭難者が多いことは知っているので、沢登りはやらないことにしている。

10:41
七曲滝への分岐が近づくころからきれいな紅葉が現れ、歩みがのろく、いや停滞し始めてしまった。私を写真に入れなければもっと素晴らしい紅葉も撮れるのだが、それでは播州野歩記ではなくなってしまう。ほんとはどんな紅葉だか知りたい人は自分の足で歩いてもらうしかない。

紅葉と緑と光が織り成す世界

10:44
七曲滝の分岐を通過。夏の猛暑の反動で極寒の冬がきて、ギラギラに凍りついた氷爆が見ることができればよいのだが。今日は紅葉谷道を歩く日なので寄り道はしない。

いつも思うのだが紅葉は逆光で撮ったほうが映えるような気がしてならない。また今日の場合は私の凛々しい後姿があればこその紅葉の美しさで、決して私が紅葉の引き立て役を演じているわけではない。

10:59
百間滝へ下る分岐点も通り過ぎ、赤色も混じりさらに紅葉の美しさが増していく。名所を作ろうと真っ赤に紅葉する品種ばかりを植えたギトギトの紅葉公園よりも、自然の紅葉のほうが百倍は清々しく感じる。でもこの紅葉谷道の植生にも人の手がおもいっきり入っているんだろうな。

カメラが右下がりだ
水準器を買おうかな

紅葉谷道は右岸の高みを進んでいくので、左側は崖、右側が谷となり、紅葉が広がるのは片側だけだ。でもその明暗の差がよい効果を生んでいて素晴らしい紅葉と緑と光の世界が広がる。デジカメよりも肉眼のほうがダイナミックレンジ/ラチチュードが広いので、写真以上に素晴らしい世界が眼前に広がっているのは内緒だ。

見た目はもっと明るいが
私の趣味に合う写真だ

11:07
水辺を歩くことはほとんどない紅葉谷道だが、ごく一部はせせらぎの横を行く。でもすぐに谷を横切り離れてしまう。

せせらぎの側を行く

11:16
ここまでに数人のハイカーに出会っただけだが、左側に大きな砂防ダムが見え隠れするころより親子やグループのハイカーに頻繁に会うようになった。皆さん身軽な格好で、おそらくロープウェイで登ってから下りてきているのだろう。ロープウェイからの素晴らしい眺望を知ってしまったら、往復とも歩くことが馬鹿らしくなるに違いない。

ここからは左手が谷になる

11:24
「紅葉谷の森林」の解説板があるところで、稜線は近い。1枚だけ順光の写真だが、私だけが目立ってしまい紅葉がぼんやりとしてしまう。

ブナも色づいている

紅葉谷の森林

このあたりの気候は青森付近など東北地方に似ているといわれ、六甲山地の他の地域とは異なり、豊かな森の象徴とされるブナやイヌブナの混じった落葉広葉樹林になっています。六甲山地ではイヌブナは600m付近、ブナは800m付近より高い標高の地域にみられます。しかし、これらの樹木は分布が限られ。六甲山地全体でもこの紅葉谷を中心にブナは100本余りしか生育していません。また後継樹の芽生えは極めて稀で、幼木はほとんど見当たりません。
この紅葉谷の森林は、深い渓谷にブナ、イヌブナのほかシラキ、クリ、コナラ、カエデやシデの仲間など新緑や紅葉の美しい樹木が多く見られる六甲山髄一の豊かな自然林です。

神戸市森林整備事務所
TEL.078-371-5937

11:37
道の雰囲気が変わるともうすぐ極楽茶屋跡だ。最後まで素晴らしい紅葉が見られたらもっと幸福になれそうだが、世間はそんなに甘くはない。

あと極楽茶屋跡まで100m位か

11:39
紅葉谷道に番匠屋畑尾根からの道が右から合流してきて、極楽茶屋跡(自販機で飲料の販売はしている)横から車道に飛び出す。いや飛び出すな車は急に止まれない。

番匠屋畑尾根からの道と合流し
極楽茶屋跡へ

極楽茶屋跡と道路を挟んだ駐車場兼展望所からの眺めは、空気が澄んでいれば地の果て海の果てまで見えるのだが、今日は芳しくない。六甲に登ってこれはすごいと感じるのはせいぜい五回に一回ほどだろうか。

極楽茶屋前展望所


お昼ごはんはビーフカレーだ

六甲ガーデンテラスへと全山縦走路を西へ登って行くと、そこはアンテナ鉄塔銀座だ。可搬式発電機を持ち込んでなにやら点検か工事をしている施設もある。

鉄塔銀座を行く

11:55
ほぼぴったりお昼に六甲ガーデンテラスに到着。大勢の観光客・ハイカーで賑わっているわけはなく、まあぼちぼちの人出でゆったりしている。

私は六甲山13皿目となるカレーライスを求めて「展望カジュアルレストラン 六甲ビューパレス」へ直行する。

あの鉄塔に登れたらといつも思う

南向き客席の六甲ビューパレスは三分の一ほどの入りで、セミセルフ形式だが待たされることもなく料理を受け取り精算して席に着くことができた。若い店員の愛想もよく、好感がもてる店だ。ガーデンテラスには他に軽食コーナーの「六甲フードテラス」があり、車で来た観光客と歩いてきたハイカーの縄張りが決まっているようだが、ハイカーも値段的に変わりなく客席は少しだけゆったりしたこの六甲ビューパレスを利用するのもよいかもしれない。

六甲ビューパレス店内

私は取ったのはビーフカレー(788円)、大根とじゃこのしゃきしゃきサラダ(294円)、生ビール(525円)で合計1,607円。カレーもサラダもビールも全て美味しく観光地のレストランとしては十分にリーズナブルで眺めはよいし店内はきれいだし、何も文句の付けようがない。

オリジナルビーフカレーと
大根とじゃこのしゃきしゃきサラダ、
そして生ビール

とびきりの風味 とっておきのリラックス
会話や景色を気軽に楽しみながらくつろげるカジュアルな雰囲気です。

今月のおすすめランチ 11:00〜15:00
  〜秋のオーガニックヘルシーランチ
 いとよりのポアレ有機大豆ミンチとバジルソース
   オーガニックの大豆ミンチとバジルを使った食感豊かなソースが魅力の逸品です。

ワイン仕込みのビーフシチュー \1155
 赤ワインでじっくり煮込んだ、やわらかビーフの本格派シチューです。

リブロースステーキ和風ソース \1575
 ボリューム満点!ジューシーなお肉をオリジナル和風ソースで、どうぞ。

グリルチキンのトマトソース添え \840
 こんがり焼き上げたジューシーなチキンに相性バツグンのトマトソースでお召し上がり下さい。

白身魚の和風きのこあんかけ \893
 ヘルシーな白身魚を焼き上げ、和風きのこあんかけソースを添えました。

煮込みビーフハンバーグ \945
 オリジナルデミグラスソースで煮込み、やわらかいハンバーグに仕上げました。

お得セット \399
 コーンポタージュスープ/有機野菜の玉ねぎスープ/季節のスープ
 ライス/八穀米/胚芽パン
 お好きな組み合わせでどうぞ。

えだまめ \210
 ビールと一緒にスナックタイム。お子様も大好き。

丹波黒豆手作り豆腐 \284
 秋の味覚、丹波の黒豆を使った自家製豆腐。
 うれしい小鉢の一品です。

無農薬・無添加かぼちゃのスープ \315
 まろやかな無添加ポタージュスープ。
 ハンバーグやステーキと一緒にどうぞ。

土・日限定〜15:00 秋のオーガニックヘルシーランチ \1000
 メインは、「いとより鯛のポアレ、 有機大豆ミンチとバジルのソース」。
 オーガニックの大豆ミンチとバジルを使った食感豊かなソースが魅力。
 ★有機玉ねぎスープ★八穀米orパン★プチデザートつき

メニュー
▲スープ▲
 オーガニックオニオンスープ294円
 コーンポタージュスープ315円
 かぼちゃのスープ315円
▲サラダ▲
 ツナのパスタサラダ263円
 大根とじゃこのしゃきしゃきサラダ294円
 有機野菜のフレッシュグリーンサラダ399円
 真蛸のマリネ420円
▲一品▲
 ベイクドポテト六甲バター添え315円
 ミックスピザ893円
 ライス・八穀米・パン各 210円
 丹波黒豆手作り豆腐284円
 えだまめ210円
▲アラカルト▲
 グリルチキンのトマトソース添え840円
 白身魚の和風きのこあんかけ893円
 煮込みハンバーグ945円
 ワイン仕込みのビーフシチュー1,155円
 リブロースステーキ和風ソース1,575円
▲カレー▲
 ナン&キーマカレー788円
 オリジナルポークカレー683円
 オリジナルビーフカレー788円
 オリジナルカツカレー998円

お子様におすすめ キッズプレート 945円
 小学生以下のお子様に限らせていただきます。



下山は天狗岩南尾根

12:40
のんびりとした時間を六甲ビューパレスで過ごした後は、下山するのみ。表六甲への手近なルートとしては「石切道」があるが、これは去年の同じ時期に下ったので却下。下山口が少しだけ遠くなる「天狗岩南尾根」は一度登りに使っただけで、まだ下りには使ったことはない。紅葉の森上空を行くロープウェイでの空中散歩で有馬温泉に戻っての温泉入浴も捨てがたいが、天狗岩南尾根に決定。そうと決まれば取りあえずシェーをしてから出発する。

ガーデンテラスでシェー

12:49
六甲全山縦走路の地道を少し歩き石切道下山口を見送り、みよし観音に挨拶をする。

13:01
みよし観音から天狗岩南尾根下山口までは車道歩きだ。その途中に六甲オリエンタルホテルが建っているが、今年の6月15日(金)に営業を終了している。閉館3ヶ月前にカレーライスを食べるためだけに訪れた記録は消えゆく六甲オリエンタルホテルにある。

ホテルの出入り口はパネルで厳重に閉鎖されているがまだ外観には変化はなく、いつでも営業再開できるように見えるが、次に来たときには更地になっていることだろう。阪神阪急東宝グループのホテルは六甲山に2館もいらないという理由で閉鎖されたのを商売敵に売るわけにもいかないだろう。

寂しい六甲オリエンタルホテル

13:07
六甲オリエンタルホテル跡の裏側へと舗装道へと入っていくと、これもすでに運行を止めてから久しい表六甲ロープウェイの支柱の間を通り抜けて天狗岩南尾根が始まる。でもなぜか今日は車が5台ほど止められている。

天狗岩南尾根の下山口

車が止まっていたわけが分かった。下り始めてすぐの天狗岩で数家族がプチピクニックのお食事中だ。車で登ってきて、1分も歩くこともなく展望はよく自然を満喫できるが、いくらなんでもこれでは歩き足りないだろう。

ギャラリーが間近にいる天狗岩のとがった上でシェーをしようとしたが、立っているだけで精一杯で修行の足りなさを感じた。

立つだけで精一杯の天狗岩

天狗岩から下り始めると砂防工事の索道が尾根と交差していて、道のほうが迂回させられている。

この天狗岩南尾根はよい道だ。私の良道判断基準のその1「ゆるい下り坂はよい道だ」に完全に合致しているので間違いない。緩やかで木々が茂った広めの尾根を下って行くので終始展望はないが、展望が無い代わりに南向き斜面なので、紅葉などどこ吹く風で緑滴る森林浴にどっぷりと浸かることができる。

最近に下草が刈られ道は広々としている

でもこんなに緩やかな下りではいつになったら社会復帰できるか心配になるが、大丈夫。登山口になる渦森台の標高は300mもあり天狗岩からの高度差は500mもないので、急坂など必要が無い。

いつまでも緩やかな道が続く

13:26
ベンチのある休憩場が現れた。大体において急坂の開始地点か終了地点に休憩場があるのがよくあるパターンで実際ここからは中下りとなるが、長続きせず直ぐに緩くなってしまう。

丸太階段の中下りだ

でもまたこんな緩やかに

13:47
石段を下ると表六甲というかこの辺の山道の名物「きつい道・ゆるい道」分岐点だ。往々にしてゆるい道は後から付けられた人通りも少なく荒れた道が多いので、ここは迷わずに「きつい道」へ。

きつい道・ゆるい道分岐

13:50
送電線鉄塔「新神戸線五十四」の脇を行く。耐張型二回線鉄塔を観察しているとガサゴソガサゴソと真っ黒な小型犬が現れた。人懐こそうでそうでないような、長い毛が目を隠していて見えてるのかいないのか、どこが足で胴体なのか面白い犬だ。かなり上で追い越した人が連れていた犬で、自分だけ先に下りてきてしまった。

飼い主から離れるなよ

13:53
天狗岩南尾根で唯一の分岐点だ。標柱が立っていて直進は「天狗岩南尾根・住吉台方面」、右手の道は手書きで「キャンプ場を経て渦森台バス停」となっている。去年の2月に渦森台から登ったときは、右手の道からここに登ってきたので、今日は天狗岩南尾根を完全制覇するためこのまま真っ直ぐに下ることとする。

渦森台への分岐点

14:03
ほぼ水平な道を行くと、ぽっかりと空間が広がっていて正面には神戸の市街地から六甲アイランドが、そして右手には谷を挟んで渦森台の住宅地が間近に見えている。そして足元には、何で渦森台へと下りなかったのかと後悔させるような、それはそれは急な階段道が待ち受けている。

最後の展望地??

天狗道完全制覇へと突き進む、いや転げ落ちるように階段道を下っていく。絶対に登りには使いたくない道だと、この写真を撮りながら数回登り下りして感じた。

最後は劇急階段道

14:13
一気に50m以上高度を下げて、今は使われていないだろう沢水を水源とした、簡易専用水道の取水管が上も下も横切っている、奇妙なところを通過。

取水管が上にも下にも

14:15
私的にはどこに存在するのか謎だった「寒天橋」の袂に下山。立派な橋だが車が通行できる道は接続されていない。橋を渡り右岸を登っていくと寒天山道か熟練者向けの西山谷へと至り、このまま下ると渦森橋バス停へと行くことができる。

終了点は寒天橋

14:36
橋の向こうの暗がりで、公共交通機関に乗っても周囲に迷惑をかけない様に汗臭い服を着替えてから8分も歩くと渦森橋バス停に着いた。途中に数枚の寒天山道・西山谷への案内板があったので、一人で来ても迷わずに西山谷へと迷い込むことができそうだ。



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