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大池地獄谷道+六甲山のカレーライス14皿目



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平成19年12月2日(日)  メンバー 私だけ

神鉄大池駅〜地獄谷道〜ダイヤモンドポイント〜こもれびの森〜杣谷

2万5千分の1地形図「有馬」、「神戸首部」を参照すること。


地獄谷道の入口は

先週の摩耶東谷に続いて今日も六甲山の谷歩きだ。今日歩いた谷は「裏六甲地獄谷」とも呼ばれるが、日本に表も裏もないように六甲山にも表や裏があるわけはなく、「大池地獄谷」と呼んだ方がよいかなと思う。

Yahoo検索結果
 大池地獄谷 741件
 裏六甲地獄谷 721件

7:31
標高350mの神戸電鉄大池駅から歩き始める。

神鉄大池駅

いつもなら割引制度のある神姫バス(三ノ宮〜大池間610円が割引で100円に)を使うのだが、いかんせん始発が9時と遅いので、今日は市営地下鉄・北神急行・神戸電鉄と750円も大枚をはたいてしまった。でも2時間が650円で買えたのでよしとしよう。

大池駅から地獄谷道までは30分ほどの町歩き、それも坂道の多い入り組んだ道を歩かねばならないが、でも大丈夫。要所には私設の道標が立っていて、初めて歩いた私でも一度も迷わずにすんなりと取り付きへ行くことができた。

まず大池駅の改札を出たら、南へミニコープがある細い坂道を登る。ここで重要なのは改札を出たら、絶対に踏切を渡らない事だ。

7:35
うねうねと曲がる道を登っていくと、道標の立つ四辻がある。ここで道標が示す右方向へ進路を変える。以前はこの辻に「さつま茶屋」があったようだが今は住宅に変わっていて、もし右に「ヘアーサロンYOU」が見えたら行き過ぎている。

一番目の私設道標

私設道標は、おそらく最短距離ではないが、一番分かりやすい道を案内してくれていると思う。ぐるりと回り込んでいて遠回りをしていそうだが、ハイカーの得意技ショートカットなど考えずに道なりに進む。いくら曲がりくねっていても道なりに進むのが重要だ。

7:43
二番目の私設道標が立つ辻に着いた。実は私設道標は以上の2箇所にしかないが、必要にして十分なものだ。ここも案内に従い右へと進む。

二番目、そして最後の私設道標

7:48
坂道を下ると、信号機のある広い道(阪神高速北神戸線からと西出入口への進入路)との交差点だ。見上げると電柱に「神港学園大池グランド 信号直進300m先」の案内板があり、ここは左へと曲がり広い道を登る。

7:51
道端に兵庫登山会が立てた「コース案内図」もあり、もうこれで大池地獄谷を征服したも同然だ。でもシャクナゲ谷の消し去られた「谷川沿(上級)」はもう歩くことができないのだろうか。

標示者の住所・名前が裏に書いてある
兵庫登山会の案内板

7:53
右側に公設標柱の立つ脇道があり、「↓神戸電鉄大池駅 地獄谷・地獄谷西尾根→」と標示されている。

今日初めての公設標柱の立つ脇道へ

車道から歩行者通路へと階段を下り、優美さはないが機能美あふれる阪神高速のアーチ橋下へと。このアーチ橋は水晶山橋といい、写真には写っていないが二連のめがね橋で、2径間連続コンクリートアーチ橋としては世界に類を見ない大規模な橋梁だ。

水晶山橋の下へ

水晶山橋をくぐり、細い流れを渡るとそこは雑木林のなか。阪神高速北神戸線を境に町から森に一気に変化し、町歩きから登山、いやハイキングへの心構えができる前で戸惑ってしまう。

8:05
地獄谷の渓流を渡った先になにやら標識や案内板があるようだ。

駅から34分、ようやく取り付きか


地獄谷道前半は変化のない快適な道

初めて見る私にも水量が少ないなと思わせる流れを渡り、階段道を登っていくと踊り場状のところにルート案内図や堰堤工事の案内板が立っている。「地獄谷」の標示も掲げられ、ここが「大池地獄谷道」の始まりだ。

ハイカーのみなさまへ

大池地獄谷
谷道です。雨の日、冬はすべります。
雨がふると増水して通れないこともあります。
冬は、凍っていて危険なところもあります。
注意して歩いて下さい。

地獄谷西尾根
整備したハイキング道ではないので熟練者向き。
ルート探しのできない人はご遠慮下さい。

登山では無理と思ったとき引き返す気持も必要です。

道をそれて山に入らないで下さい!
この道のほとんどは、私有地を好意で通行させていただいています。

ルート図を見ると、全長は2kmほどで途中に砂防ダムが2基あり、前半は谷から少し離れた道を行き、後半は 右に左に渡渉を9回ほどこなすと、ノースロードに飛び出すようだ。西尾根の取り付き地点に変更が加えられ、東尾根には薄っすらと線が引かれている。

堰堤工事中

水晶山第三堰堤補強工事
区間
期間 平成18年12月16日〜平成20年1月30日
施工 日下部建設

国土交通省近畿地方整備局六甲砂防事務所

8:14
堰堤を増やす工事ではなく補強工事なのを見て一安心し、上着を脱いで「大池地獄谷道を歩くぞ」と遡行開始。

でも、谷は後ろなんだけど

勇んで歩き始めるも谷底から離れた、非常によく、何でこんなに幅が広いのか不思議な道を行く。「そうか砂防ダム工事用に通された道なんだ」。

落ち葉が積もる「道」を行く

砂防ダム工事のために、さらに高い位置へとルートが変更された道の谷側にはトラロープが張られている。そのトラロープは樹木をいたわるためか、養生した上に括られている。役人がこんな優しいことを発想するはずはなく、おそらく国土交通省が発注したコンサル会社の作成した砂防堰堤工事標準仕様書に基づいてのものだろう。でも、ここまでするなら支柱を立てればよいと思うのだが。

立ち木にトラロープを
括るときは養生が必要です

8:26
水晶山第三堰堤の工事現場だ。資材搬入用の索道や、クレーン代わりのワイヤー張られた現場には発電機の音が響くばかりで、今日はお休みだ。

砂防ダム増強工事現場

砂防ダムを過ぎても快適な道はさらに続く。「そうか二番目の砂防ダムまで行く道なんだ」。大池地獄谷ではなく大池地獄谷「道」なのを不思議に思っていたが、こういうことなのかと納得がいった。

さらに続く快適な道

8:33
地獄谷西尾根への分岐地点だ。ここにも取り付きとほぼ同じルート案内図があるが、取り付きのは北が下向き、ここのは右下向きと微妙に変化している。地図は北が上という固定観念に凝り固まっている私には、どちらも一目では読み取ることができずに、脳内で地図をぐるぐると回しているうちに、目が回り始めさらに分からなくなってきた。

下山には西尾根を使う予定はないので、理解できるまで見ることもなく通り過ぎる。

西尾根分岐地点


ようやく谷歩きらしくなってきた

8:42
次第に渓流からの音が大きくなり枝葉越しにも流れが見えるようになって、最初の落差3mほどの小滝が道端に現れた。ウェブでの事前調査よりも水量は著しく少なさそうに感じた。

地獄谷道最初の小滝

小滝の落ち口近くには、一輪のモチツツジの戻り花が咲いている。

モチツツジの戻り花

前半の快適な道歩きが嘘のように、渓流近くを歩く楽しいルートが続く。右に左にと渡渉を何度も繰り返すが、水量少なく靴底さえ濡らすことがない。あと十倍ほどの水量があれば楽しさも十倍、いや百倍になっただろうが、へたれな私には丁度よい。

渓流沿いを進む

8:52
砂防堰堤「水晶山第四砂防ダム」(平成6年1月完成、高さ18m、長さ50.5m)の直下にも滝壺を持つ小滝があるが、岩肌を濡らすだけで滝の姿をなしていない。この滝と堰堤は右岸側にしっかりとした巻き道があり、難なく越すことができる。

堰堤直下に小滝が

堰堤を越す道は急勾配と決まっているが、ここのは大きく九十九に登る緩やかな坂道だ。

堰堤に登ると対岸の紅葉が美しい。今年の紅葉は何時になく素晴らしいのは、人間にとっては厳しかった夏の暑さが植物にとっては快適だったのと、台風が直撃することがなく葉が傷まなかったのが幸いしたのだろうと思う。

地獄谷西尾根の紅葉

堰堤からは急な手摺付きコンクリ階段道をトントントンと30段も下ると、土砂が堆積した平地に着く。手摺には初めて見る注意喚起板が3枚も括られている。ここで何か事故でも起こったのだろうか。

※ 注 意 !
○ここからは砂防設備の堆砂敷(土石流を調整する場所)です。

   危険な所には近づかず、十分注意してください。

国土交通省 六甲砂防事務所

つまり「これだけ注意したのだから、何があっても私は知らないよ」と言いたいのだろう。

危険な堆砂敷を行く

9:10
砂防堰堤上流部の危険な堆砂敷(道の両側はイノシシがほじくり返していて、道から足を踏み外すと靴が汚れる危険なところだった)を抜けて、渓流を右に左に渡渉する。でも水量は少なく、大きな声で渡渉と呼ぶのはためらわれる。この地蔵谷道は山渓ガイドブックいわく経験者向きコースで、それはもっと水量の多い時のことだろう。

間違いなく渡渉しています

9:14
「渡渉」して左岸側の石段を登っていくが、上流部は見るからに面白そうな様相を示している。石段を登らずにそのまま渓流脇を登りたい誘惑にかられたが、安全な道を外れるのは「単独ハイカーの掟」に外れるので泣く泣く石段を登る。

渡渉して石段を登る

9:19
この谷を代表する落差6mの「地獄大滝」のチョロチョロと水が流れる落ち口が現れた。上からは滝の全体像はうかがい知れず、やはり先ほどの魅力的な脇道へと進むべきだったと後悔した。しかし今日の水量ではがっかりするだけで、見なかったのが幸いだったと思う。

落ち口からへっぴり腰で滝を覗き込もうとするが、もっと端まで行けば見られたかもしれないのに。と、突然烈風が背後から襲いかかり、ツルッと滑り滝壺へ。そんなことはないが、実際にここから滑り落ちた人の報告もあるので無理は禁物だ。

地獄大滝でツルッと
するわけはない

9:32
道を通す場所がなかったのかしばらく河原を行く。すると谷が幾分狭まり、激流渦巻く地獄谷の流れに飲み込まれそうになりながらも、必死にロープにすがりついて垂直の岩壁をへつるというアトラクションが楽しめる地獄谷道最大の難所だ。でも今日は水量が少なく………。

ロープを使ってへつる

9:42
谷は左へと曲がり道も左へと曲がるのだが、残念ながら渓流から離れてしまう。もう少し暖かければ、そして沢歩きの用意をしていればジャブジャブと遡行したくなる、絶対に面白そうな渓流だ。

道はこの右上を行く

渓流から離れてしまった地獄谷道は、どうしてこんなに広い必要があるのか理解に苦しむほどの幅があり、もしかすると昔は、六甲山の重要な交通路で馬や籠が行き来していたのかもしれない。

谷を高巻く地獄谷道

9:53
渓流が道を横ぎり、左側へと落ちている。5mほどの滝だが、これまでのと同じく水量は少なく、迫力は全く感じられず残念だ。お気楽に歩くには最適な時期だが、楽しむためには最悪な時期に来てしまい、この地獄谷道はもう一回歩かなければならないな。

道を横切り滝となる

渓流に沿って、そして横切ったり、少し離れたりと変化に富んだ区間となる。小滝しかなくスリルあふれるイベントもないが、渓流美あふれる眺めは心を清めてくれる。そんな見た目とは裏腹に、別荘地の簡易浄化槽からの排水をも源としているも大池地獄谷の流れは実はものすごく汚く、少しだけだが汚水臭がするのは伏せておく。

渓流を横切り

道を行ったり

渓流沿いを行ったり


楽しかった谷歩きも終盤に

10:29
大石がごろごろする河原を渡ると、階段道が現れた。大池地獄谷道のフィナーレは堰堤越えの急な階段道が、そして登りすぎたのか下りも一部にある。足もとにミヤコザサが茂り始め、六甲山上が近いことが感じられる。

階段道が現れて谷から離れていく

10:39
何を思ってこんな急な階段道を造ったのか知らないが、膝が顎につきそうな「大池地獄谷道のアゴニー坂」だ。左右に十分な余裕があるのだから、うねうねと曲がりながらの道にすればよいのに。

この階段を登りきれば地獄谷道は終わりになると勘違いしていたが、ただの堰堤越えの道にすぎなかった。

堰堤越えの急階段道

10:46
登って下ってまた登ると、ここが大池地獄谷道かと疑うような尾根道風の景色の中を行く。

もうすぐノースロード出合だ

10:49
飛石で流れを渡ると地獄谷道歩きはお終いだ。ここまでの谷歩きで、背後に一人のハイカーの姿が遠目に一度だけ見たが追いつかれることもなかった。私みたいな道歩きではなく渓流沿いを忠実に遡行したのだろうか。

最後に飛石を渡る

10:51
大池駅から歩き始めて3時間20分でノースロード出合に到着。ガイドブックの標準コースタイム2時間45分よりも35分しかオーバーしなかったのに驚いたが、渇水期だったためだろう。なお公設の道標には「地獄谷 (中・上級者向き)」と書かれている。

谷道です。雨の日、冬はすべります。雨が降ると増水して通れないこともあります。
冬は凍っていて危険なところもあります。注意してください。
登山では無理と思ったら引き返す気持も必要です。

道をそれて山に入らないで下さい。この道のほとんどは、私有地で好意で通行させていただいています。

ノースロード出合


六甲山観光

一度も歩いたことのないノースロードで、これまた一度も行ったことのないダイヤモンドポイントを目指す。この快適な道も六甲全山縦走路の一部のはずだが、縦走大会のときにここを歩く人などはいない。

爽快なノースロードを歩く

11:08
地道から車道に変わり、大展望地ダイヤモンドポイントに到着。残念ながら今日は霞んでいるが、澄んだ日にはダイヤモンドにたとえられるほどの大展望が得られることだろう。とりあえずシェーを執り行うが、観客が一人もいなく寂しい。

ダイヤモンドポイントでシェー

11:25
今日のお昼はカレーライスだ。三国岩から丁字ケ辻へと抜ける細い舗装道路沿いにある「Cafeteria こもれびの森」で六甲山14皿目となるビーフカレーを食べるのだ。冬季休業に入っているかもと昼食を持ってきたが、幸いにも営業していた。外にあった案内看板には次のようなものだった。

ここらで少し休みませんか?
鳥の声を聞きながら少し休んでいかれませんか?

挽き立てネルドリップコーヒー550円
紅茶550円
ココア600円
フレッシュジュース700円
ケーキセット(コーヒーか紅茶付800円
ビーフカレー・ハヤシライス1,200円
アメリカンクラブサンド(カフェ付)1,500円

他にも多彩なメニューをご用意して皆様のお越しをお待ちしております。

お手洗いのみのご利用はお断りしております。
ペットボトル・水筒等の飲物やお弁当の持込はお断りしております。

テラスエリアは、ワンちゃんもご同伴頂けます。ドッグメニューもあります。

一日一組のお泊り処「茜庵」もしております。デイユースもご利用頂けます。

Cafeteria こもれびの森
神戸市灘区六甲山町しゃくなげ Tel&Fax:078-891-0029
Open:11:00−19:00(LO) 定休日:火曜日

個人の別荘だったものを改装したもので、東の丁字ケ辻から来ると敷地入口からは建物が見えない。

入口からは建物が見えない

どう見ても別荘にしか見えないが、白い壁の瀟洒な建物が「Cafeteria こもれびの森」だ。

看板がなければ別荘にしか見えないな

いきなりビーフカレーを注文してしまったため、メニューを再現することが出来ない。どうしてもメニューを見たい人はこもれびの森のHPの中にあるが、ハイキングの、そして山登りのお昼御飯としては重めなものが多い。

私の食べた「ビーフカレー温野菜添え 1,200円」はビーフカレーに名前の通りに温野菜をちりばめた物で、ちょっと変わっていたが美味しいカレーだった。食後のコーヒーも頼んだので合計1,750円となり、今はなき六甲オリエンタルホテルの2,495円(牛フィレ肉カレー+生ビール+サービス料10%)よりも安かったが、これまでに六甲山カレーライスにどれだけつぎ込んだのだろうか。計算するのが恐ろしい。

ビーフカレー温野菜添え

20人ほども入れば満席になる、一つ一つが個性的な手作りの椅子やテーブルが並ぶ店内は明るい。はっきり言って私一人で入るには結構辛いものがあったが、グループで賑やかに(他に客がいなければ)ランチを楽しむのには最適な店だ。

明るい店内


下山は杣谷(カスケードバレイ)

アイスロードを下ろうと丁字ケ辻まで出たが、杣谷をまだ一度も下ったことがないことに気づき車道を西へと進む。近くの六甲山牧場から羊が逃げ出してここまで来ることもあるのか、変な標識が立っている。それとも野生化した羊が生息しているのだろうか。

西六甲ドライブウェイを西へ

12:46
夜になると煌々と明かりが灯る杣谷峠近くのトイレ脇から、杣谷(カスケードバレイ)へ入っていく。

杣谷峠の公衆トイレ

杣谷を下るのは今回が初めてだが、数回登ったことがあり石階段道が延々と続くのは理解していたが、こんなにも長いものとは思わなかった。でも、いつもの六甲山の紅葉よりも数倍綺麗な今年の紅葉を愛でながらの下山は、楽しかった。

杣谷の紅葉 その1

杣谷の紅葉 その2

13:31
長かった階段道が終わると、カスケードバレイ唯一の小滝がある。道を外して遡行すればもっとたくさんの滝があるのだろうが、一般ルートではここだけしかない。近くに2台、少し離れ1台オフロードバイクが放置されているが、行くも戻るも出来なくなった末に置き去りにされたのだろうが、可哀想なバイクたちだ。

カスケードバレイ唯一の小滝

砂防ダム2基を越す鉄階段や、急な道をこなし下っていく。登るときも厄介な砂防ダム越えだが、下りでも大嫌いだ。でもこの砂防ダムによって救われる命があることを思えば、その存在を疎ましく思うことなど出来はしない。

砂防ダム直下を渡る

14:16
下山は思いっきり手抜き山行記録だったが、何事もなく杣谷堰堤上流にたどり着いた。なお杣谷を登ったときの詳細な記録は「杣谷(氷瀑のおまけ付き)〜摩耶山〜山寺尾根」にある。

杣谷堰堤上流の野外調理場に下山



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