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リフレッシュパーク市川から登る笠形山、
(三段式テポドン2号を意識して)



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平成21年4月11日(土)  メンバー おひとりさま

リフレッシュパーク市川奥りんご園P〜舗装林道〜根宇野(みよの)越〜杣道・登山道〜笠形山



笠形山の登山コースは、

の5コースだけだと思っていたが、掲示板にヒメボタル氏よりの地図まで付いた至れり尽くせりの投稿を得て、数万匹のかぶとむしと触れ合える「かぶとむしドーム」(開園期間6月下旬〜8月下旬、入園料3歳以上300円)で有名な「リフレッシュパーク市川」からのルートがあることを知った。

週末に登る山を決めあぐねていた折のまことあり難き情報で、久しぶりの笠形山に新しいルートで登ってきた。ただ、リフレッシュパーク市川へ公共交通機関で行くのはあまりにも困難なため、やむを得ず車で行ってしまったのが悔やまれる。

山行概念図(2万5千分の1地形図:粟賀町)

このリフレッシュパーク市川コースの欠点は、最終駐車地点から始まる小一時間の舗装林道歩きだ。舗装林道入口には車両の進入は出来ないようにチェーンが張られいる。


小1時間かかった舗装林道押し歩き

リフレッシュパーク市川の段々畑みたいな駐車場や拠点施設を抜けて奥に進むと、車道は二手に分かれる。右へ曲がる広く新しそうな道が地形図の「破線道」で、直進ぽい狭く古そうなのが「実線道」だ。

迷わずに直進すると一番奥に「奥りんご園入口」の看板があり、右側には車が15台ほど止められる、奥りんご園用の駐車場がある。りんご狩り(1時間食べ放題、大人500円・小学生300円・幼児3歳以上150円)シーズンは9月中旬から10月下旬で、その時期以外ならハイカーが止めても大丈夫と思う。但しかぶとむしドームが開園している時期の週末は、狭い道に車が溢れかえっているので注意が必要だ。

9:05
今回の山行は三段式テポドン2号方式で、ここで第一段の車を切り離し、二段目の折り畳み自転車に点火し颯爽とサイクリングを始める。

駐車場から左に別れる舗装林道もあるが、根宇野(みよの)越まで続くのは「工事中につき通り抜けできません」看板がある広い方だ。

奥りんご園駐車場に一段目を切り離し
テポドン2号二段目に点火しドピューン

9:06
一つ目のカーブの先で舗装林道にチェーンが張られ、車の進入ができないようになっている。松茸期間中の入山を禁止する次のような案内はあるが、車両の進入を禁止する案内はない。でも物理的に車の進入はできない。でも自転車なら、チェーンを潜るなり越えるなりすれば問題なく乗り入れることができる。

河内部落の申合わせにより松茸山売買につき下記の期間中、当部落内の入山を固く禁ず。

期間 自9月1日 至11月末日

監視カメラ作動中   河内部落

これで「かぶとむしドーム」+「りんご園」+「松茸山」で、6月下旬から11月末の約半年間の入山は差し控えた方がよいだろう。

9:13
どこでも車が離合できる完全舗装の広い林道は思いのほか急で、私の非力な脚力と小径折り畳み自転車の相乗効果により、乗ることができず押すしかない。なんか三段目の切り離しに失敗し、太平洋に落下したテポドン2号の二段目のような役立たずさだが、帰りの爽快なダウンヒルのことを思うと道端にほって行くわけにもいかない。

あの道を塞ぐチェーンさえなければ
車ならほんの数分で峠まで登れるのに

9:22
塩ビパイプから青いバケツに水が注がれていて、「名水クマザサの水」と表示がある。冷たそうなおいしそうな水ではあるが、生水を飲むと繊細な私の身体に悪影響を及ぼしかねないので見るだけにしておく。

一年中枯れないようだし、通りかかる人も車もいないだろうから、夏場の登山後の行水に最適に最適だ。

名水クマザサの水

名水クマザサの水

この名水の源は、笠形山(930m)の山腹に鹿ケ原という所が有り、一面にクマザサが生い茂っています。そこを源流に川内川の水源となっています。また一方、地下に潜り込んだ水が幾年か月日を経て水脈を辿りここに出ています。

★いくら渇水で川の水が枯れても、流出量は変わりません。
★飲料水水質検査は、全ての水質基準に適合しています。
 飲料の製造等の規格もクリアしている良質の地下水です。
★クマザサはイネ科、葉の周辺が白く隈どり
 されていてクマザサという。
 ………、口内炎、口臭予防。
 また防腐作用もあり、昔から寿司や
 日本料理に使用されています。

9:43
駐車場から根宇野(みよの)越までの標高差が250m近くの舗装林道は、車道としてはそれなりの急さだが、歩く分には緩やかという表現が当てはまる。それでも同じような感じの道が延々と続き嫌になってくるが、高度を上げるに従い眺めが思いの他よくなってきた。南側に谷と尾根と、その先に広がる山々が見え、詰らない舗装林道歩きを慰めてくれる。

舗装林道から南の眺めはまずまず

9:50
自転車を押し始めてから45分、ようやく終点の根宇野(みよの)越に辿りついた。車を数台止められる場所が確保されてたその先は、行き止まりになっている。

ここまでの舗装林道は、途中にほんの少しの落石と、倒木と、道路のひび割れ補修跡に新たなひび割れがあるくらいで、私のテポドン2号一段目の日産サニーB15型(前期型)でも楽に登れそう。だが開放すると、それこそ峠族が宇野根越を飛び越す勢いで集まって来るに違いない。

根宇野越に到着
向こう側の谷を下ればグリーンエコー笠形だ


最初は好展望の造林地管理道歩き

9:56
笠形山への登り口は舗装林道終点手前の蛇籠積みから始まっている。登山道なら峠からそのまま尾根を登り始めるのが普通だろうが、この造林地管理道は尾根が嫌いなようだ。

舗装林道では重しにしかならなったテポドン2号二段目折り畳み自転車を切り離して、身軽になった三段目の私は軽快に造林地管理道を登り始める。

登り口はここ

箇所番号公社分収契約地名
4400神崎郡市川町下牛尾
字 大河内奥山東
造林地管理道入口付近
みどりあふれる森づくり
社団法人 兵庫みどり公社


10:04
機械力で切開いた管理道は、大きく九十九に登るも、それでも急で、おまけにゴロゴロと石が転がり、登るのは少し大変。でも、ぐんぐん高度は上がり振り返ると山々が連なる眺めが得られる。

足元には所々に小さな小さなスミレが咲いているが、二兎追おうとすると両方とも中途半端になるので、あえて写真は撮らない。まあマクロレンズと間違えて望遠ズームを持ってきたためでもあるが。

始まりは好展望の管理道

10:10
始まりこそ雑木林の中の眺望も良い道だったが、造林地管理道の名前のとおりに植林地の中を登るようになる。足元はまだ石がゴロゴロしていて、まだ登りにくい。

この山はスギが多いが
花粉の時期は終わってもう大丈夫

10:12
道標のようなものが道端に立っていたが、それは「だめ ポイ捨て! H19トライやる」だった。ほぼ100%林業関係者しか通らないこの道に迷い込んだハイカーが、道標を見つけたと喜び勇んで駆け寄ってみたら、さぞかしがっかりするに違いない。意味のない、その存在自体がゴミのようなものを、トライやるウィークの名を借りて設置させた指導者の真意を知りたいものだ。

私にはこれ自体が粗大ゴミにしか見えない

10:15
粗大ゴミを通り過ぎると、急だった道も緩やかに、そして緩やかな下りさえ現われた。もう周りは植林ばかりで面白味はないが、この管理道のおかげで間伐枝打ちなどの手入れがされていて、道が広いこともあり明るい。

路面の状態もよくなってきた

10:24
こんなに間伐しなくてもというほど疎らになった明るい植林地だが、この木々が伐り出され製材されて材木となり利用されるときは来るのだろうか。

稀に見る明るい植林だ

10:32
二つ目の粗大ゴミ「火の用心! だめ ポイ捨て! H19トライやる」が現われた。この重たそうなのを運ばされた生徒達の苦労を思うとゴミ呼ばわりはしたくないが、ゴミはゴミとしか呼ぶことできない。

二つ目の粗大ゴミ

10:37
造林地管理道が笠形山仙人滝コースと合流したかと思ったが、どうも違う。左へ進むと道はすぐに消えてしまい、「↓リフレッシュパーク市川 →笠形山 山頂  H19トライやる」は右へ下る道が笠形山への道だと言う。

このまま尾根を進むのが笠形山への最短距離だが、残念ながら尾根は植林地ではないようだ。植林地の中を行くのが使命の造林地管理道としては、雑木林の中を行くわけにはいかない。

ようやく三つ目で役に立った「H19 トライやる」で、ここまでのも陳腐な自然愛護ではなく、このような普通の道標だったらばと思うが、それでは設置の教育的効果が薄れるとでも指導者は思ったのだろうか。まことに私と同じく自己中心的な近視眼的なこまった指導者だ。

三つ目のトライやるから、右へ一旦下り始める

10:44
右下にせせらぎを見ながら、「うわっ、いつのまにか谷筋を登っているぞ」と、尾根を離れるならまだしも谷筋を歩かされるとは思いもよらず、登山道と造林地管理道の趣旨の違いに驚きを隠すことができない。

谷の向うもこっちも植林だ

10:52
谷を尾根まで詰めると、ほぼもれなく急なすり鉢状の急斜面に誘われるのが常だが、ここは緩々のまま仙人滝ルートのコルに登りついた。そこには「←仙人滝・ほうらい岩 ↑リフレッシュパーク市川 笠形山 山頂→ H19トライやる」と明確に方向を指示する道標が立っている。

可笑しいのは、ここまでの幅の広い造林地管理道に慣れてしまった目から見ると、仙人滝コースの驚くほどの狭さで、本当に道標に従っていいものか迷ってしまう。

仙人滝コースに合流


二度目の仙人滝コース

ここからは笠形山登山の一般コースで、詳細な記録など必要ないかなと一度は思った。でもこれまでに数十回も笠形山に登っている私でも、この仙人滝コースを歩くのは二度目で、それに過去の記憶は全くないことに気付いた。

10:56
造林地管理道には全くなかった階段道がいきなり現われた。それも写真のような一段が丸太2本分以上の大段差で、ハイカーを人とも思わない理不尽至極なものだ。そして通り過ぎる数少ないハイカーのほぼ全ては、階段横を登り下りすることになるわけで、何のために設けたのか分からない。

そんな不幸な、土留めの役しかさせてもらえない階段の一段一段を慈しみながら登らせてもらう。でもやはり、私の長からざる脚には無理のある段差で、「誰だこんな丸太階段を造ったのは」と悪態をつき始めるのをとめることはできない。

この階段道はすぐ終わる

11:04
林を抜けると仙人滝コースの名所の一つ「鹿ケ原」に出た。ササが茂った草原のはずだが、ササに精気が感じられない。そしてササが生えているのも道の両側だけで、それ以外は鹿も食べないシダばかり。

ササが茂った六甲の東お多福山を、かつての草原に戻す試みがなされているが、ここはシダと、これも鹿が食べないアセビだけの林になってしまうのかもしれない。

鹿ケ原
こんな感じだったかなあ

11:08
満開のアセビの大木の下で、今日始めての年配男性ハイカーとすれ違う。天気の良い土曜日なのにこの後、笠形山頂上までに出会ったのは後一人だけと、笠形山の人気が、あるいは低山登り志向が景気の低迷と連動して低下しているのではと心配になってきた。

鹿ケ原の上部
ササに全く精気が感じられない

11:10
かつては鹿ケ原の入口出口には鹿避けの門があったのだが、今は取り外されて門柱が立っているだけだ。門扉は傍らに打ち捨てられ、「なんでここにスノコがあるんだろう」状態になっている。

門跡の傍らには「←鹿ケ原経由仙人滝へ 笠の丸→ 市川町」の一文字も無駄のない、的確な市川町が設置した道標が立っている。この市川町の道標は鹿ケ原から笠の丸まで、必要十分な適当な間隔で設置されている。

鹿ケ原の山頂側ゲート跡

11:14
鹿ケ原を出ると鬱蒼とした植林の中をしばらく行く。笠形山の市川町側はスギは多いがヒノキは少なさそうで、スギ花粉の最盛期を過ぎた今は安心だが、姫路城の西心柱となった笠形神社の御神木はヒノキなので油断はできない。

暗い植林を行く

11:21
笠の丸への登りは、たぶん真っ直ぐな、たぶん緩々な登りだったような気がするが、老化現象なのか激急なもう二度と登りたくない急坂でも、1週間もすると辛い記憶は綺麗さっぱり消え去り、もうそこが登りだったのか下りだったのかも思い出すことができない。「そうか、若者を山で見かけないわけだ。年寄は山登りの辛さをすぐに忘れるので、毎週でも毎日でも山に登ろうとするんだ」。

こんな山の中にあって維持管理はどうしているのか不思議で、中を覗くのが恐いトイレがあるのが笠の丸だ。ただ近くを通っても全く臭わないことから、利用する勇気のあるハイカーは皆無のようだ。

笠形神社コースと合流する笠の丸には、わずかの眺望と、ベンチとテーブルのある東屋があり、頂上アタック前の休憩所としては最適だ。

笠の丸に到着
ここからは笠形山の頂上も見える


こんなだったかな、笠形山への最終アプローチ

11:28
「あっ、そうだヘッドバンドはまずい」、去年こんな天気の日にヘッドバンドをしたまま、一日歩いたら恥ずかしい日焼けをしたことをようやく思い出し、帽子に替えて、目を凝らすとハイカーが見える?ほど近くになった笠形山山頂を目指し歩き始める。

案内には頂上まで20分(兵庫登山会)と、30分(平成19年度トライやる)の二つの意見があるが、これまでの経験では20分ほどのように思う。

笠形山頂上を目指し笠の丸をあとにする

11:32
笠の丸から笠形山頂上は、利用者の多い笠形神社ルートが合流したことにより、よく踏まれた広い歩きやすい道だ。ただ、グリーンエコーコースが合流してくる鞍部への急な下りは、道の真ん中に深い溝が刻まれていたりして滑りやすく、特に冬場の凍結時には軽アイゼンが欲しくなる。

よく踏まれた道が頂上へと誘う

11:38
グリーンエコーコースが西から合流してきた。ここからは西からと南からの合計4コースがまとまり頂上を目指す。

グリーンエコーコースも合流してきた

11:47
最後の急な登りは石がゴロゴロしていて、それに大きな段差もあり、ここまでの登りで疲れの出てきた脚には辛いものがある。………と、笠形山に登り始めたころはそんな風に感じもしたが、今はあまりの多くのハイカーの行き来で道が広がり、鋭かった岩の角さへも丸まってしまい、穏やかな道になってしまった。

石ころ道になると
もうすぐ笠形山頂上だ

11:51
笠形山頂上に到着。舗装林道を自転車を押しながら登り始め2時間46分が経っていた。

頂上には2グループとと単独者が2名ほどで、いつもの賑やかな笠形山頂上風景だ。

笠形山頂上に到着

今日のお昼ご飯はローソンの「4おむすびべんとうA(398円)」。名前のように小さなおむすびが4個と6種類のおかずが詰まった、まるで昔々妻その1が持たせてくれたもののよう。ああもう、あのよき日々は戻ってこないのだろうか。

ローソンの「4おむすびべんとうA(398円)」

山頂には二つの東屋があり、一つはテーブルをコの字型にベンチが囲むと木造のもので、屋根が半分飛ばされているもの。もう一つは6本の柱の上に六角形の鉄製の屋根を載せた物で、ベンチ代わりの丸太はあるがテーブルのないもの。

六角屋根のは老朽化か強風かでばらばらになっていた時期もあるが、今は綺麗に組み直されて青ペンキが塗られ支索も張られ当分は安泰だが、木造の方は大工さんに登ってきてもらわなければ直せそうもないし、更なる強風で残る屋根が一気に飛んでしまわないかと心配だ。

屋根が半分飛んでいる木造東屋

こちらは姿を保っている六角屋根

頂上には次の道標と言えるのかよく分からないものが立っている。「千ケ峰14km」は理解できるが、一等三角点標石を頂上と見なしての「笠形山頂上8m」だろうが、頂上を点としてしか捉えることができないとは悲しいことだ。あるいは、もっときっちり計ってミリ単位の表示にするような、心の余裕が欲しかったところだ。

ところで「仙人ハイク縦走コース」は初めて聞くが、ネットで調べても出てこないし、千ケ峰と笠形山を結ぶ道のことを言うのだろうか。

仙人滝と関係があるのかないのか
きっとないだろうな

後から登ってきた青年が箸を忘れて手づかみで食べるわけにもいかず困り果てていて、いつも持ち歩いている非常用の割り箸(私も一度忘れて以来、常にザックに非常食と共に常備している)を提供すると、いたく喜ばれてしまった。

こうして我がテポドン2号は、人工衛星ならぬ割り箸を笠形山頂上で放出することができ、かの国のテポドンが太平洋の藻屑となってしまったのとは大違いだ。

下りる前に頂上でパチリ


下山は同じルートを下ったため省略

12:30
青空の広がるまことに快晴の日ではあったが、春霞で遠望は効かない笠形山頂上から下山開始。先着していた2グループ共にいまだ下りる素振りも見せない。

頂上から下りようとしない2グループ

12:46 誰もいない笠の丸を通過。
13:03 仙人滝コースに別れを告げ、造林地管理道へ入る。

13:42
舗装林道終点まで下る。この根宇野越には、かつて山越えの交通路として人が行き来していた証しなのか、それとも信心深い杣人がいたのか、頭がなくなってはいるが石積みの中に小さな石仏が祀られている。

根宇野越の石仏

北の神崎町側を覗いてみると、市川町側と打って変わって暗いくらい植林の谷だった。グリーンエコー笠形へ下る道があるはずだが、間伐した木々の下になっているのか所在は分からない。ただ、日差しを浴びた花をつけたミツマタの木が印象的だった。

根宇野越の神崎町側は暗い植林だ

13:58
さて、このために押して登ってきたといっても過言でない、楽しい楽しいダウンヒルの始まりだ。

イヤッホー

でも悲しいかな、小径車にとってはきつ過ぎる下りとカーブで、ビューンと飛ばすとどこへ弾かれるかか分かったものではない。ブレーキを思いっきり握り締めトロトロと下るのが精一杯。それでも私にとっては十分なスリルとスピード感があり、凄く楽しかった。

14:10
わずか12分で奥リンゴ園の駐車場へ下ってしまった。

リフレッシュパーク市川の中心施設の宿泊設備がある「どんぐりころころ館」には、レストランと日帰り温泉もある。

リフレッシュパーク市川
どんぐりころころ館

近くの露天風呂もある広々とした「かさがた温泉せせらぎの湯」に比べたら、浴槽は一つと質素な「天然かさがた温泉ころころの湯」だが、シーズンオフのためか館内は私一人の全館貸しきり状態。入浴料金はせせらぎの湯よりも200円も安い400円でおまけにタオルまで付くサービスの良さ。

どんぐりころころ館
天然かさがた温泉 ころころの湯

お風呂から上がったら冷えた生ビールをごくごくと大ジョッキに2杯は飲み干したいところだが、車で来たことを後悔しつつ帰途に着く。

この笠形山登山「リフレッシュパーク市川」コースは1時間近い舗装林道歩きがネックとなり、訪れるハイカーはこれからも増えることはないだろう。まあ、笠形山登山コースの全制覇を目指す私のようなハイカーが、稀に訪れるだけだ。



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