菊水山縦走
CAFE KIKUSUI BASE!!で六甲山カレー20皿目
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平成22年9月18日(土) メンバー 一人法師
神鉄鈴蘭台駅〜菊水山〜CAFE KIKUSUI BASE!!〜神鉄鵯越駅
私の愛してやまない六甲山カレー
私の六甲山巡りは5年前の須磨アルプス歩きから始まり、その頃はそれはそれは純真無垢な中年で、山登りを山登りとして脇目も振らずにただただ登り下り、そして昼時にはコンビニで買い求めた弁当を食べるだけだった。そういえば、さらに若かりし頃は播州の超低山を跳梁跋扈していたが、出がけに妻その1が「はいお弁当」と、にっこり微笑みながら「気をつけてね ハート」と見送りしてくれたものだ。もうあの日々には戻れないのだろうか。
六甲山を登り始めて、直ぐに気がついたことがある。播州の低山は一日中歩き回っても誰にも会わないことなど当たり前だったが、六甲山はどんなマイナールートでも誰かしらには会うとか、播州の低山には鹿がいるが、六甲山には鹿がいないためヒルもいない、などなどではない。六甲山の登山口や山上に茶屋やレストラン、さらにホテルまで存在していることだ。
ほぼ主だった六甲山初級者・中級者コースを歩き終えたら、六甲山から飛び出して北アルプスや日本百名山を目指すのが一般的なハイカーの行動規範のように感じるが、私は六甲山の茶屋・レストラン・ホテルを目指してしまった。それもカレーライス一本に絞って「六甲山カレーを全部食べてやるぞー!!」と。
そんな私の性癖、パーソナリティを応援してくださる方々より六甲山カレーの情報が時おり舞い込むが、今回はTramping on M't Rokkoの慕撫様より頂きました啓示により、菊水山の南麓にこの春からオープンした「CAFE KIKUSUI BASE!!」を訪ね、そのついでに菊水山を北から南へ縦走してきた。
神鉄鈴蘭台駅から菊水山は近い
新開地を発車した神戸電鉄登山電車は、急勾配・急カーブの線路をフランジを鳴らしながら、それでも軽快に登っていく。昨年の9月、神戸電鉄と箱根登山鉄道、富士急、大井川鐵道、叡山電鉄、南海電気鉄道の6社は「全国登山鉄道‰(パーミル)会」を結成し、自らを登山鉄道として売り出そうとしている。
10:18
駅前のam/pmで、CAFE KISUSUI BASE!!が営業していない場合を想定しおにぎりを買い求め、鈴蘭台駅より歩き始めるが、神戸電鉄のおかげで標高はすでに278mもあり菊水山頂上まで残すところわずか180mしかない。菊水山に登るなら鈴蘭台駅からに限る。
10:24
線路沿いを南へと進んでいくと「菊水山登山口のご案内」が掲示されている。登山口は2箇所あるようだが、いずれも車道の分岐点に印が付けられていて、なんか変だな。
10:29
菊水山頂上まで続くNTT管理車道との分岐点の先に、神戸電鉄鈴蘭台車両基地ある。電車の外観は古めかしいが普通のと違わないようだ。でも、登山鉄道なのでモーターやブレーキが強化されているのかな。
10:31
菊水山登山口のある砂防堰堤の手前に車道が横切っているが、なぜかその道自体も一般車両が入れないように遮られている。南京錠の掛かったフェンスの表示板は「駐車禁止 昼夜を問わず車が出入りしますので、駐車はお断りします。 神戸市北消防署」となっていて進入禁止ではないが、カギが掛かっているので入ることはできない。帰宅後に調べてみたらこの道は、石井ダムへの管理専用道路だった。
NTT管理車道入口手前には次のような掲示があり、関係者以外の通行を禁じている。まあ、菊水山に登るハイカーも関係者には違いないので、大丈夫だろう。
NTT
NIPPON TEREGRAPH AND TEREPHONE CORPORATION
日本電信電話株式会社
NTT 菊水山無線中継所 この道路はNTTの専用道路で、行き止まりとなっています。
このため関係者以外の通行を禁止します。
なお。この道路についてのお問い合わせは、下記へ連絡してください。連絡先 (078)326-6365
10:33
NTT管理車道入口もフェンスで遮られているが、その脇の車止め立柱の間隔が微妙に狭く、私を入れまいかとしているようだが、なんとか体をねじ込んだ。まあザックを降ろせば、通れない人はいないだろう。なおフェンスの掲示は「駐車禁止 昼夜を問わず車が出入りしますので駐・停車をお断りします。 NTT神戸支店」となっているが、ここに車を止められるのは石井ダム管理用車両だけだ。
NTT管理道に入ると次のような掲示があり、ハイカーも関係者のうちに入れてくれているようだな。でも、心掛け事項の二番目はハイキングにはほとんど関係がないと思うのだが、過去になにか問題が起こったのだろうか。
この道路はNTT菊水無線中継所への専用道路です。
一、自然を大切にしましょう。
一般ハイキングコースとしてハイカーの方が利用されていますが、この道路は昼夜を問わず緊急時に車が通りますので、車には十分に気をつけて通行してください。
楽しいハイキングを満喫するために、次のことに心掛けましょう。
一、差別のない、明るいまちにしましょう。
一、建物、道路、側壁、植木等は大切にしましょう。NTT 神戸市
菊水山周遊路は石の道
10:35
ここから舗装されたNTT管理車道と、山道の菊水山周遊路に分かれる。どちらも菊水山頂上へと至るが、私はあえて辛い周遊路を選択した。ん、周遊路とはループ道のことか?
森林浴ハイキングについて
T.森林浴とは
- 森林のすがすがしい香気と清浄な空気、さわやかな緑、小鳥のさえずりの中くつろいだり、心身を鍛えることが森林浴の目的です。
- 適度な歩行や体操により、心身をリフレッシュできる。この地形の変化を利用した森林浴歩行は、呼吸器や循環器系統のはたらきをよくするエアロビクス(有酸素)運動となる。
- 樹木の発するフィトンチッド(フィトンは植物、チッドは殺菌作用の意)という有機物質は殺菌力を持ち、空気を浄化し、人間に有益に働きます。
- フィトンチッドの一種であるテルペン類は「大気のビタミン」とも言われ、肉体疲労の回復、集中力の増強に役立ちます。
U.森林浴の楽しみかた
- 森に入る前は少し運動をして、体を慣らしておく。
- 歩行距離は2km、5km、10km程度が適当な距離。滞在時間は3時間以上が望ましく、ゆとりが必要。
- 歩行は自分のペースより、ややきつい程度が良い。
- 日光浴をとり入れ、明るい直射日光のあたる場所で軽く柔軟体操を行い、休憩をとる。(夏季は木もれ日程度が良い)
- 時にはベンチや切り株に腰をかけ、腹式呼吸を行い、瞑想にふけるのも良い。
神戸市
山を愛する人 心清き人 ポイすて厳禁 火気厳禁
菊水山登山会
10:38
六甲山名物である砂防ダムだが、残念ながらこのルートではこれ一基だけで、少し寂しい。この砂防ダムの名前だが、堤体下流左岸側に埋め込まれた名板は次のようなもので、上流側は石張り、補強工事のなされた下流側は義石風コンクリート仕上げとなっている。
鈴蘭堰堤
完成 昭和27年3月
補強 平成19年6月
堤高 10m 堤長 60m
国土交通省近畿地方整備局六甲砂防事務所
補強施工 叶_島組
堰堤上部の名板の昭和27年完成分は「鈴蘭砂防ダム」、平成19年補強分は「鈴蘭堰堤」となっていて、新しい方が古臭い表現をしているのが可笑しい。
10:40
下流側は真新しかった鈴蘭堰堤も上流側から見るとコケが生え、昭和27年完成の鈴蘭砂防ダムのまま。そして名前の通りに菊水山周遊路は登山道と言うよりは遊歩道みたいだ。
10:42
南側の神戸電鉄鵯越駅から登る菊水山は、六甲山でも一二を争う急登で心臓が破裂するのではないかと思うほどの辛い辛い思い出しかないが、北側の鈴蘭台から登ると同じ菊水山なのに楽なこと楽なこと。
10:44
少しだけ水が流れる谷を渡る場面にはしっかりとした橋が架かり、これから登るハイカーや、毎日登山なのかお気軽な身軽な人も下ってくる。
10:48
涼しげなナメ滝もあり、周囲は鬱蒼とした雑木林で真夏の厳しい日差しを遮ってくれそう。これまでに読んだ菊水山山行記録は六甲全山縦走路を西から東へと順路通りに辿るものがほとんどで、この鈴蘭台からのお気楽コースはほとんど紹介されたことがない。
神鉄鵯越駅から歩き始めるよりも、鈴蘭台駅からなら数分の一の労力で登れるのに、ハイカーのほとんどは自虐的なのか、はたまたこんな楽な道を歩く私のようなハイカーを見下しているのか、それとも私のようにただ単にこの鈴蘭台ルートを知らないだけなのだろうか。
10:51
でもあまりにも整備が行き届いていて「晩御飯はなににしようかな」、「こんどはあの子を誘って登ろうかな」などと、取り留めのないことを考えていても、まったく安全に歩くことができる。細くなって、すでに水の流れてない溝を何度か渡るが、きっちりと石で護岸が築かれ一跨ぎで渡れそうだが。飛び石が一つ真ん中に置かれていたりする。
緩やかな谷道の少しでも急なところは石段になっていて、護岸も石積み、なのもかも全てが石で出来ていて丸太階段などまったく出てこない。今風な遊歩道は重機で斜面を図面通りに削り取り、坂道には規格化された丸太階段を使い、自然を無理やり征服するも、その後の補修はなされずに年月が経つとともに朽ち果て自然に帰ってしまうのが大半だ。
この石ばかり用いた前近代的な遊歩道は初期投資も大きいし、こんな自然石をそのまま積める石工さんは捜してもいないだろうが、丸太階段道よりもこんな道が私は好きだ。
10:55
足元を気にすることなく、雑木林の中を気軽に歩けるこのような山道が自宅近くにあったら毎日でも歩きたくなるなと、思わせる風景だ。
10:57
このコンクリート擁壁が現われるとNTT管車道との交差は近い。いかに穏やかな表情を見せる菊水山北側でも継続して使用できる車道を通すために、このような擁壁を造らなくてはならなかったのだろう。
菊水山周遊路後半は木の道
11:01
日傘を差した町中を歩くような服装・足元のおばさんとすれ違い、NTT管理車道に飛び出した。左方向が菊水山頂上であることは直感的に分かるが、案内柱の表示がそれをさらに確かなものとしている。
11:02
そしてNTT管理車道を36歩進むと、菊水山周遊路の続きが急な丸太階段道の姿をまとい私の前に現われた。緩やかなNTT管理車道を行く方が楽なことは間違いないが、いかにへなちょこハイカーの私も漢だ。一瞬の躊躇も戸惑いも見せずに、急な丸太階段を恐れることもなく、第一歩を踏み出す。
11:07
延々と丸太階段が菊水山頂上まで続いているものと思い込み、力配分を考慮し一歩一歩を慎重に登っていくと「あれ、NTT管理車道に出ちゃったよ」。NTT管理車道の一つのカーブをショートカットしただけで、ここからはしばらく舗装道路を歩く。
11:08
普通のへっぽこハイカーでも、もう菊水山頂上に達していても良さそうな時分なのだが、行きつ戻りつ戻りつしながらの自分撮りを繰り返していると、倍はかかってしまう。
麓の鈴蘭台からも見えていた菊水山頂上に立つ2基のアンテナ塔が、谷を挟んで向こう側に見えてきた。高度的にはほぼ同じだが、ぐるっと時計回りに回り込むのか。
11:11
車道のカーブ部分が広くなっているところにトイレが設置されている。
このトイレは菊水山登山会の方々がボランティアで管理されています。
きれいにお使いください。
このトイレは神戸市建設局森林整備事務所が設置しています。
緊急の場合等の連絡は下記までお願いします。TEL 371-5937
洋式と和式が一つずつと、手洗い用の水タンクがあり、中を覗いてみるときれいに清掃してあり、トイレットペーパーも完備されていた。残念ながら‥意がなかったので使用しなかったが、トイレの奥の方になにやら階段が見えるので行ってみる。
11:14
トイレ奥には尾根?道が左右に延び、そして反対がわに下る道があった。
↑:鈴蘭台(1.7km)
↓:菊水山(400m)・全縦分岐(270m)
←:鈴蘭台(管理車道)・トイレすぐそこ
→:中里町(バス停まで500m) 矢印は下の写真を基準にしている
菊水山周遊路は、やはり周回コースだったんだ。次に菊水山に登るときは、鈴蘭台からこっちの道で登ろうか、それとも中里町から登ろうか迷ってしまうが、まだ登山口を見極めてないし下りに使おうか。
11:16
NTT管理車道に添って離れずに続く山道を行くと車道との間に東屋があり、「市民山の会毎日登山菊水山著名所」にもなっている。大きな寒暖計があり25.3℃を示していた。そして車道の反対側は、滑り台のある児童公園になっていたが、いくら緩やかな登りとはいえ滑って遊ぶ余裕はなかった。
11:21
菊水山周回路の前半は石の道だったが、後半は木の道だ。石段など一つもなく、急なところは全て丸太階段道になっている。私はどちらかというと濡れていると滑りやすい、いや絶対に滑る石段よりも丸太階段の方が好きだ。
なんか少し前に逆のことを書いたような気もするが、私の数え切れないほどの座右の銘の中に「君子豹変す」「過ちを正すのに遅すぎることはない」があり、まったく矛盾はない。
11:25
全山縦走路に合流。標柱には「300mトイレあり」とあり、縦走路から往復600mかかるが、もしもの時のために覚えておいてそんはないと思う。
縦走路に入るとすぐに、どこへ至るのか知らない明確な道が左へ分岐しているが、菊水山頂上へと続く縦走路は道なりに直進すればよい。
11:31
アンテナ塔が立つ菊水山頂上に到着。頂上のアンテナ鉄塔東屋には大勢のハイカーが休憩していて、もうお昼ごはんを食べている人もいる。
11:37
頂上には「菊水山 大楠公600年祭 昭和10年5月 神戸市小学校職員児童」と刻まれた石碑が立っているが、昭和10年の大楠公600年祭で山の中腹に楠木氏の家紋である「菊水」をかたどった植樹をしたことが菊水山の名前の由来だが、その当時の菊水山は禿山だったのだろうか。
11:39
ここからの景色もなかなかとよいが、まだ先もあることだしザックも下ろさずに早々に下山しよう。
ちゃちゃと下山しCAFE KIKUSUI BASE!!へ
11:43
眺めのよいプラ階段途中にある踊り場展望台。ここまで登ってくれば頂上はもうすぐだが、私はまだ下り始めたばかりで慎重にいこう。
12:02
大汗をかき喘ぎ喘ぎ登るハイカーを尻目に、涼しい顔をして軽快に下る私。30分もしないうちに「菊水山頂へあと900m 兵庫登山会」の休憩広場に下山。
12:10
下山で疲れたへっぽこハイカーの私は、広場でしばしの休息後にCAFE KIKUSUI BESE!!を目指し歩き始める。
12:22
石井ダムへの分岐地点。別の山で書いたこともあるが、このコスモスはいただけない。外来種であるコスモスをこんな山奥に植えるのは絶対に反対だ。生命力の強いコスモスはすでに周囲へと散逸し始めていて、日本古来の在来種を駆逐してしまう。今回の山行は「秋の七草」(はぎ、すすき、ききょう、なでしこ、くず、ふじばかま、おみなえし)を愛でるのがもう一つの目的だったのだが、さっぱりだった。
12:28
旧神鉄菊水駅への分岐を過ぎて舗装道路に下りる直前にCAFE KIKUSUI BESE!!があった。どうやら私の大好きなビールもあるようだ。
山の急斜面に店をこしらえた、清水寺の懸造の舞台や、鳥取県の三仏投入堂にも似た店構えはこれまでに見たことがない。
オープンカフェ風というか、屋外にしか客席がないが、経営しているのは予想よりも高年齢のご夫妻だった。暑かろうと回してくれた工業用扇風機の風は強かったが、音も強かった。
注文したのは「カレーライスとビール」。山側には窯がしつらえてあり、お茶碗を焼けるのかと思ったが、どうやらピザなどを焼くためのものらしい。
ほどなくやって来たビールは350mlの缶ビールで、おつまみ付きだった。そしてカレーライスも運ばれてきた。そのカレーは、ドミグラスソース風のルーでカレーライスというよりハヤシライスに近いかもしれない。付け合せにラッキョウが付いているのは普通だが、「カゴメソースウスター有機野菜と果実使用」が付いてきたのが面白い。
三分の二はそのまま美味しく頂き、残りにウスターソースをかけてみたが、味が変わって面白かった。
飲み足りなかったし、食べ足りなかったので、ビール一缶と名物菊水おでんを追加注文。こんにゃく、厚揚げ、牛すじ、玉子、ゴボ天(中にこんにゃくが一つ隠されている)の6品で、一品70円で420円になるはずだが、なぜか300円。
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FOOD&DRINK
挽きたてコーヒー \250 アイスコーヒー \300 昔ながらのミックスジュース \350 生絞りジュース \350 名物菊水おでん 一品 \70 カレー \400 カレー \400 (アサヒスーパードライ生 350ml缶 \300) レンタル
■窯レンタル ※室内作業部屋代込み 4時間 \3,000 6時間 \5,000 ■レンタルコンロ(バーベキュー用) 1日 \1,000 [別途] 薪 \500〜1,0000 炭 \1,000 ■室内スペースレンタル 1時間 \1,000 2時間 \2,000 3時間 \2,500 4時間 \3,000 5時間 \4,000 6時間 \5,000 ※テイクアウトOK! ※グループでの貸切りOK!
13:15
CAFE KIKUSUI BASE!!から烏原貯水池を経て石井町バス停への予定だったが、計画変更し神鉄鵯越駅へ六甲全山縦走路を逆にたどることにした。
13:42
鵯越駅ホーム下の鵯越市民公園に着いたら、丁度登り電車が入ってきたところだった。わずか3時間半の短い山行だったが、初めてのルートを歩けたし、記念すべき20皿目の六甲山カレーを無事に食べることが出来たし、我ながら非常に充実した一日だった。
お願い
これで六甲山カレーを20皿食べたわけだが、存在を確認済みの未食六甲山カレーは6皿。その中でも最難関と思われるのが「神戸ゴルフ倶楽部のビーフカレー(1,050円)」。どうやったら入れるのか、それさえも見当がつかない。
神戸ゴルフ倶楽部への進入に成功し、首尾よくビーフカレーを食することが出来た『ハイカー』の方のお便りをお待ちしています。
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