大きなお友達の
JR西日本夏休みポケモンスタンプラリー2013
平成25年8月3日(土) メンバー 私だけ
姫路駅〜明石駅〜三ノ宮駅〜垂水駅〜芦屋駅〜大阪駅〜大阪城公園駅〜大正駅〜天王寺駅〜高槻駅〜長岡京駅〜京都駅〜姫路駅
私のJR西日本ポケモンスタンプラリー
♪♪夏は心の鍵を甘くするわ ご用心 恋がドレスの裾をくすぐるのよ ご用心♪♪と、今年も夏がやってきた。夏というと、そう「JR西日本夏休みポケモンスタンプラリー」だ。
大きなお友達には夏休みなどないが、ポケモンスタンプラリーやらずして私に夏は来ないと、開催初日に関西エリアコースを完走してみた。なお開催は8月3日(土)〜9月1に1日(日)まで。
関西エリアコース完走済みのスタンプラリーのパンフレット全ページ(pdfファイル33MB)を見たい人はここをクリック。(Ctrlキーを押しながらクリックすると新規タブに表示できる)
JR西日本夏休みポケモンスタンプラリー2013は
- 滋賀県(近江八幡・草津・大津・近江舞子の4駅)
- 京都府(宇治・大湊・長岡京の3駅)
- 大阪府(大阪城公園・大正・大阪天満宮・高槻・放出・四条畷・長居・関西空港の8駅)
- 奈良県(奈良・王寺の2駅)
- 兵庫県(芦屋・垂水・明石・姫路・宝塚・三田の6駅)
- 和歌山県(和歌山の1駅)
昨年と比較すると、ポケモンスタンプ駅が7増11減で4駅減っている。特に兵庫県内に10駅あったのが、6駅に減っているのが目につく。
ゴールする駅の順番に決まりはなく自由で、
- 京都駅:「ポケモンペットボトルホルダー」
- 大阪駅:「ポケモンビニールバッグ」
- 天王寺駅:「ポケモンノート」
- 三ノ宮駅:「ポケモン3色ロケットマーカー」
という賞品が用意されている。昨年は、各ゴール駅にゴール回数ごとの全ての賞品が用意されていたが、今年はゴール駅ごとの賞品が決まっている。
そして去年は、小学生以下のお子様にはポケモンサンバイザーが頂けたのだが、今年はなくなっている。その代わりに「WチャンスICOCAでゴール」というのが設定され、ゴール駅をイコカ(キタカ・パスモ・スイカ・マナカ・トイカ・ピタパ・はやかけん・ミモカ・スゴカでもOK)で出場すると、抽選で「ルーキーポケモントレッタピカチュー」か「ポケモンセンターオリジナルステッカー」が頂ける。
ルールは、私が理解した範囲では次のようなものだ。
- ポケモンスタンプ駅2駅でスタンプを押した後、ゴール駅でスタンプを押してもらう。
- 途中の欄を飛ばしてスタンプを押してはならない。
- ゴール駅欄にはゴール駅スタンプしか押せない。
- ポケモンスタンプ駅は全て違う駅でなければならない。
- ゴール駅は全て違う駅でなければならない。
姫路駅
JR姫路駅は2008年に全てのホームの高架化が終了し、いまは駅北側の大改修の真っ最中だ。消そうとしても消し切れないセンターラインなどが錯綜し、初めて来たドライバーならどこを走ればよいのか迷うところだが大丈夫、駅前は一般車進入禁止で乗り入れできるのはバスとタクシーと許可された車のみ。
JR姫路駅の入り口に姫路市が建てた展望デッキが6月25日にオープンしたが、隣のJR西日本直営の駅ビル「ピオレ」の外観の奇抜さに負けている。色が地味というか、真っ赤にしたらしたらどうだろうか。
ポケモンスタンプ台は、中央改札口外の有人改札前に置かれている。
9:59
スタンプ台設置時間は午前10時から午後5時まで、大きなお友達は通勤の途中に押すことは出来ない。
当然ながらJR西日本夏休みポケモンスタンプラリーは、お子様向けの企画なので、スタンプ台は全年齢対応のバリアフリー。つまり非常に低く大きなお友達は腰を屈めて押さなければならない。
鎖でつながれたポケモンスタンプは四角形で、丸い持ち手がついている。上下左右は透明なスタンプの印面表示を透かし見るか、持ち手の平らに削られているのを上にすればよい。
スタンプの色はポケモンスタンプ駅は青、ゴール駅は赤となっている。開催初日とあってスタンプ台のインクはたっぷりで、そして印面のゴムは柔らかく、駅名の部分がつぶれてしまったり、急いでいるので乾く前にバッグにしまい込み掠れさせたりして、うまくいかない。
10:12
新快速敦賀行きに乗車。225系電車というやつだ。
明石駅
10:35
明石駅のポケモンスタンプ台は改札口を出て南側の「みどりの窓口」前に置かれている。午前10時にスタンプ台を設置し、午後5時に撤収するのを1か月近く続けるわけで、設置場所は有人改札かみどりの窓口の近くに限られている。
保護者と大きなお友達が目立ち、お子様は陰に隠れ、これがポケモンスタンプを押す順番を待っている列には見えないな。
10:51
新快速近江塩津行きに乗車。今度は1世代前の223系電車。
1回目のゴールは三ノ宮駅
電車の中吊り広告に「JR西日本夏休みポケモンスタンプラリー2013」が下がっていた。
11:06
三ノ宮駅のポケモンスタンプのゴールは中央改札口を出たところだ。東側改札ならまだ近いが、西口改札に出てしまうと中央改札まで行くのは大変だ。
ポケモンスタンプラリーが始まって1時間と少しなのに、もうゴールしてくるお子様たちがいる。スタッフはおそろいの黄色ポロシャツの若い方々で、大学生のアルバイトなのだろうか。風通しの悪い暑い熱いコンコースで、大変だ。
去年まで、ゴールポケモンスタンプも参加者が押していたが、今年からはスタッフのお兄さんお姉さんが押してくれる。スタンプが傾いている・つぶれている・ずれているといった場合もあるだろうが、よいこは大きな声で「ありがとう」と言おう。けして「けっ、へたくそ」などと、本当のことでも文句を言ってはいけない
そして頂いた賞品が、「ポケモン3色ロケットマーカー」。三つに分かれるというか一つにつながるというか、3色マーカーだな。
そしてこれが「WチャンスICOCAでゴール」抽選器だ。簡単そうに見えて凄い技術力の塊で、三ノ宮駅の出場記録がなければ受け付けないし、このゴールで一度タッチしたICカードは、二度と受け付けない。間違いなく私よりも賢い。
ポケモンスタンプは改札の外にあり、当然ながら毎回切符を買わなければならない。そこでJR西日本の1日乗り放題他に特典多数の「夏の関西1デイパス」(利用期間7月13日〜9月1日、おとな3,500円・こども1,800円)の出番なのだが、1デイパスでは「WチャンスICOCAでゴール」にチャレンジできない。「1デイパス+ゴール駅までだけイコカ」使用でも普通に切符を買うよりは安くはなると思うが、なんか運賃の二重取りのような気がする。
厳正な抽選の結果当たったのはA賞の「ルーキーポケモントレッタピカチュー」。いったい何に使うものか、どのような意味を持つのか私には分からない。
11:18
快速網干行きに乗車。また225系電車だ。
垂水駅
11:35
垂水駅到着。4分後の上りに乗る予定なので、この駅は忙しい。
その上、この垂水駅は今回よりポケモンスタンプ駅になったので、スタンプ台がどこにあるのか知らないし、そして土地勘もない。
えいと西口改札を出てみたものの見当たらない。どこかなと海側に行くと、みどりの窓口があり、大きなお友達が何枚も何枚ものパンフレットにポケモンスタンプを押しているのを見つけた。
11:39
階段を駆け上がると丁度、快速米原行きが入線して無事に乗車。滞在時間4分間でもスタンプを押せた。またまた225系電車だ。
芦屋駅
12:07
これまでの駅は改札口が2か所以上あったが、芦屋駅は1か所しかなく楽勝。改札を出た先のみどりの窓口前にポケモンスタンプ台がある。
おまけにポケモンスタンプ台はガラガラ。
12:15
新快速近江塩津行きに乗車。またまたまた225系電車だ
ちなみに私は、姫路駅から大阪駅までの長距離通勤者なので、定期券を使い大阪駅までの交通費はかからない。大阪駅以遠はイコカと事前にチケットショップで買い求めた昼得回数券を使う予定。
2回目のゴールは大阪駅
12:28
昨年までのように三ノ宮〜大阪間にポケモンスタンプ駅が二つあれば垂水まで引き返さずに済んだが、今回はもう12時を過ぎてしまった。
大阪駅は中央コンコースと御堂筋コンコースの二つがあり、ポケモンゴールは中央コンコースの北西のエスカレーターに下にある。一度迷ったら自分がどこにいるのか分からなくなりそうな大きな駅なので、慎重を期したい。
一番ゴールしやすい駅と思うが、ポケモンゴールは閑散としているな。
大阪駅で頂いたのは「ポケモンビニールバッグ」。一回使ったら破れそうだな。
「WチャンスICOCAでゴール」の抽選の結果当たったのは、またもA賞の「ルーキーポケモントレッタピカチュー」。これで二つになってしまった。
12:34
環状線ホームに上がると発車直前の環状線外回りに間に合ったが、入線時の写真は撮れず。
大阪城公園駅
12:43
大阪城公園駅に到着。乗ってきた電車は国鉄時代に生産された201系電車。国鉄からJR東日本に引き継がれた794両のすべてが、営業運転を終了しているが、JR西日本ではまだ第一線で活躍している。
今回からポケモンスタンプ駅になった大阪城公園の改札は、1か所しかない。初めて下りる駅だが、すぐにスタンプは見つかるだろう。
ポケモンスタンプ台はコインロッカーコナーの入り口に、在来のスタンプ台と並べて置かれていた。
12:48
大和路快速加茂行き(環状線内回り)に乗車。JR西日本になって新造された221系電車だ。
環状線の大阪〜天王寺間は、東側と西側に一つづつしかポケモンスタンプ駅がないので、引き返さなければいけない。
大正駅
13:08
大阪城公園駅から大阪駅を通り過ぎ、乗車時間20分で、大正駅に着いた。1時を過ぎてお腹もすいてきたし、暑い駅の中、あまり冷房の効いてない電車の中といい加減疲れてきた。なんでこんな苦行を自ら進んで行わなければならないのか、疑問が湧いてくるが、予想では最終ゴールの京都駅には午後3時には着けそう。あと2時間の頑張りだ。
大正駅も初めてのポケモンスタンプ駅だが、改札口は1か所。そんな駅構内情報や時刻表を、電車内でもタブレット端末などの携帯機器で得ることが出来る凄い世の中になったものだ。
ポケモンスタンプは改札を出た、手を延ばせば届くんじゃないかと思うぐらい近くにあった。
13:14
環状線内回りに乗車。また221系電車だ
3回目のゴールは天王寺駅
13:22
天王寺駅はホームが18番線まである。でも構造的には単純でどのホームからでも弁天町・大正・新今宮方向に進むと中央改札口に辿り着く。そしてポケモンゴールは中央改札口外の窪みにある。
そろそろゴールする人も増える時間だと思うが、人は少なく直ぐに賞品を頂くことができた。
天王寺駅の賞品は「ポケモンノート」。普通にノートとして使えそう。
3回目の「WチャンスICOCAでゴール」の抽選の結果当たったのは、またしてもA賞の「ルーキーポケモントレッタピカチュー」。これで三つになってしまった。
A賞もB賞も同数の1万5千個用意されていて、当たる確率は半分半分。つまり3回連続してA賞になる確率は1/2×1/2×1/2=0.125。運が良いのか悪いのか、最後の京都駅でB賞の「ポケモンセンターオリジナルステッカー」を当てるぞ。
13:31
環状線内回りに乗車。てっきり大正からの赤い電車が来るものとばかり思ってカメラを構えていたら、背後から天王寺始発の環状線内回り関空快速が入ってきて、脅かされた。新快速にも使われている223系電車だが、座席が2+1の3列となっている。
13:52
大阪駅到着
14:00
新快速長浜行に乗り換える。今日は何度も何度も電車に乗ったが、純粋な乗り換えはこの1回だけだった。また223系電車だ。
高槻駅
14:15
高槻駅は地下1階と地上2階にホームがあるが、ポケモンスタンプがあるのは京都よりの地上2階中央口の外。
毎度毎度のことだが、高槻駅のポケモンスタンプ台は有人改札横の、隅っこに設置されている。案内はあるがもう少し目立つところに置くことは出来なかったのだろうか。お子様にせがまれたのだろうか3人のお子を引き連れて、この暑い中大変だろうな。
14:28
普通野洲行きに乗車。もう乗り慣れてしまった223系電車だ。
最後のポケモンスタンプ駅は高槻駅
14:58
長岡京駅は改札口は1か所しかない、簡単ポケモンスタンプ駅だ。
ここが最後のポケモンスタンプ駅だと思うと感慨深いものがあるが、5時間前に姫路駅に入ってから、改札の外までは出るが、まだ一度も駅の外に出ていない。もう暑さで頭が茹だりそうだ。
ポケモンスタンプは改札口外の自由通路の、案内板の間に置かれている。ここでもお父さんは頑張っている。
京都に着いたら何か食べようと頑張ってきたが、挫けてしまった。長岡京駅構内のハート・イン長岡京店でおにぎりを2個買って、電車待ちの時間にホームで食べてしまった。美味しかった。
14:54
普通米原行が入線。また乗り慣れた223系電車だ。
4回目の、そして最後のゴールは京都駅
15:05
時刻表通りに京都駅に到着。これで本日12回目の乗車を済ませたが、その全てが定刻通り。JR西日本凄い。
京都駅は最初の乗車駅の姫路駅と同じく新幹線の停車駅で、奈良線と嵯峨野線の分岐駅(姫路駅も播但線と姫新線の分岐駅)と、条件は全く一緒なのに、なんかえらく人が多いな。
ホームは新幹線を含めれば14番線まであるが、ポケモンスタンプは北側の中央口を目指し進むだけだ。
中央改札口を出て右を見ると、みどりの窓口の前でスタッフが客寄せをしている。でも残念ながら関心を持つ人は少ない。いやいない。スタッフの方がかわいそう。
京都駅の賞品は「ポケモンペットボトルホルダー」。断熱機能は考慮されてなさそうだが、使えそう。
それから、JR西日本夏休みポケモンスタンプラリー2013完走認定書」を頂いた。もしもだが、通しbェあれば『京都駅00001』になるところだった。つまり私が京都駅での最初の完走者となったのだ。
そして運命の4回目の「WチャンスICOCAでゴール」の抽選の結果は、なぜなのだろうか呪われているのだろうかA賞の「ルーキーポケモントレッタピカチュー」。これで四つになってしまった。
4回連続してA賞になる確率は1/2×1/2×1/2×1/2=0.0625。もう何も言えない。
せっかく京都まで来たんだ。駅の外に出てみよう。それからお土産も買わなくては。
15:22
7分遅れの新快速姫路駅に乗車。最後の最後にダイヤが狂っていたが、わずか7分遅れ。そして姫路駅手前で非常ボタンが押され急停止し、結局16分遅れの午後5時4分に到着した。だが、南米の旅客機の操縦席に時計はなく、代わりにカレンダーが下がっていることに比べたら何てこともない。
ちなみに最後も223系電車だった。
こうして総乗車距離324.3qに及ぶ、私の真夏の大冒険は終わりを迎えた。
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