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大晦日の的場山と城山



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平成13年12月31日(月)  メンバー 私だけ

城山 きのやま 458.0m
的場山 まとばやま 394.2m


的場山へ

8:11
連れ合いの実家(新宮町)から車で、龍野市の的場山NTT点検道路取り付きまで送ってもらい、登山開始。

NTTの点検用舗装道路に入り、等高線に沿った、緩やかな道を登っていくと、南側が開けたところがあり瀬戸内海が見えた。中腹に差し掛かる頃、下山してくる人に会う。多分毎日散歩代わりに登っているのだと思う。

かなり登った頃、軽四のトラックなどに次々と追い越された。荷台には超大きい鍋や、簡易トイレ、おまけに釣鐘を積んだトラックまで登っていった。元日集団登山の準備のためのものだ。天気は晴れ、気温は0度。

NTT点検道路の入り口にあった横断幕

的場山頂上のNTT無線中継所

9:11
約4km歩き、的場山の頂上に到着。展望のよい南側は逆光になって写真は取れなかった。準備の人がテントを張ったり、草木を刈ったりしていた。気温は4度ほど。しかしここに登るなら紅葉谷からの登山道の方が良かったかな。

登山大会準備の車

的場山頂上

的場山

的場山は標高393mあり、山頂からは竜野市南部や、晴天時には、遠方の淡路島まで望むことができます。的場山の南側には、原生林に包まれた鶏籠山、龍野公園、龍野城、聚遠亭、龍野神社、武家屋敷跡等、歴史的に由緒ある資源や自然が多く残っています。

「的場山頂上の案内看板」より




城山(きのやま)へ

9:28
城山に向かう。

送電線鉄塔までは、関電の巡視通路になっているようで下草も刈ってあり、よく整備してあった。鉄塔からさきもまあまあの道になっている。稜線は自然林が残されていて、展望もまずまずで気分よく歩くことができた。

城山に近づくと植林の中に入り、一転して暗い薄気味悪い道になった。

下草の刈られたよく整備された道

送電線鉄塔の真下から
幾何学的な鉄骨

稜線から東の眺め

送電線から先の下草が刈ってない道

10:56
城山城跡に到着。曇ってきた上に、暗い植林の中で薄気味悪い。嘉吉の乱の戦死者慰霊碑があった。

城山(きのやま)城跡の碑
薄暗い植林の中の慰霊碑

城山城

城山城は標高458mの山上に位置する山城で、奈良時代の古代山城と室町時代の中世山城が同じ場所に立地しています。

古代山城の遺構は主に西斜面に残っており、石塁(a〜d)や「門の築石」と呼ばれる門礎等があります。中でも石塁cは全長41m・高さ3mの規模をもち、当山城の石塁としては最大です。また「門の築石」は唐居敷と呼ばれる形式のもので、同形のものでは山口県の古代山城「石城山神籠石」にあるだけです。

十四世紀の中頃、播磨国守護赤松則祐は播磨支配の拠点とするため大規模な山城を当地に築きますが、嘉吉の乱(1441年)で赤松満祐が幕府軍に攻められ当城で自害し、城山城も落城します。

城山城には、この時の遺構(郭・堀切等)が多数残っており、当時使用していた遺物も出土しています。

城山城は県下唯一の古代山城として、また播磨屈指の中世山城として大変貴重な遺構といえます。  平成6年3月

「新宮町観光協会案内看板」より

11:04
城山頂上に到着。

東側が伐採されていてそちらの展望は良好になっている。伐採する前は暗い山頂だっただろう。

城山頂上にて

城山頂上から東の展望



亀池(きのいけ)へ

12:02
出発。

12:24
亀池(きのいけ)に到着。日に当らないところが凍っていた。山に囲まれた、色のきれいな池だった。池についた頃から天気がまた良くなってきた。

一部凍っている亀池

亀池にて

昼食をとる。ヤマザキの「まるごとソーセージ」(100円)、神戸屋の小麦畑からの伝言、甘みたっぷりコーンとクリーミーソース「スイートコーンマヨネーズ」(100円)、おいしかった。
この辺の山は、よく鹿が出るという話だったが、一頭にも会わなかったが、亀池の堰堤には沢山フンが落ちていた。

13:05
出発。
来た道を少し引き返し、馬立に下りていく。よく整備された道で眺めも良く、また途中に古い金鉱跡の坑道があり、少し入ってみたが中は真っ暗でこわかった。
下り口には馬立古墳群があった。カメラのメモリーが亀の池で無くなり写真は撮ってない。

13:45
馬立の集落に到着。

14:37
道をトコトコ歩き、連れ合いの実家に到着。



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