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町界尾根から高星山へ



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平成14年3月28日(木)  メンバー 私だけ

高星山 たかぼしやま 1016.4m


登山口探し

高星山は、生野町と大河内町の町界にそびえると言うか、寝そべっている山だ。高星山から平石山・ヒシロガ峰・千町峠を経て、段ケ峰・フトウガ峰・達磨ケ峰の縦走を計画しているが、その第1段階として生野学園から高星山へのルートを確認するため登ってきた。天狗岩の尾根を登った山行記録はネット上に見受けられるが、大河内町との町界尾根を登れるかどうか見てきた。

8:08
家を出発。国道312号線を市川沿いに北上し、生野の町に入る所で左折、全長1,098mの栃原トンネルを抜け、栃原の集落に向かう。

9:28
集落を過ぎ、生野学園の南、送電線と交差する地点の北行きの路肩が広くなっているので、そこに車を止める。車を降りて付近を観察すると、なんとすぐ横に関西電力の鉄塔巡視路の入り口(”火の用心”の標識がある)があった。林道か鉄塔巡視路から町界尾根に取り付く計画だったので、登山口探しはあっけなく終わってしまった。

関西電力の鉄塔巡視路の入り口
火の用心の看板



激上りの町界尾根

9:35
登山開始。植林の中を登っていくと、すぐに関西電力大河内線10番鉄塔に着いた。ここからは天狗岩の尾根がよく見える。

町界尾根の先端の盛り上がりを回りこむと「火の用心」標識がある。1本に2枚の標識が付いている物の次だ。ここから町界尾根に取り付き植林の中を登っていく。尾根が狭まってくると明瞭な踏み跡が現れた。急な尾根を登っていくと、周りは雑木に変わり、傾斜はさらに急になってきた。木につかまりよじ登っていく。少し緩やかになると天狗岩が北に見えてきた。町界尾根にも大きな岩が現れ始めたが、どの岩にも南側に巻き道があった。

町界尾根から見た天狗岩

この尾根は傾斜が急すぎるのか、植林はされてなく尾根には所々大きな松があり、周りは雑木の藪だ。尾根はやせているので迷うことは無いだろう。しかし残念なことに展望のよいポイントはあまり無かった。また傾斜が急になってきた。

12:00
ようやく急な尾根が終わった。取り付きが標高400m、ここが860m。出発してから2時間半かかった。ここから進む方向を少し右に振る。この辺から大河内町側は植林がしてあり、生野町側は雑木になっている。盛り上がりを越えると、左手に小川が流れるようになり、少し行くと右側にも川が流れるようになった。植林と雑木の境を進めばいいし、ほぼ一直線に進むだけなのでこの辺も迷うことは無いと思う。

12:43
「青色の紐」が現れた。どうやら高星山から天狗岩の尾根に向かって付けられている様だ。ちなみに私は「赤色の紐」を付けながら登ってきた。頂上はもうすぐだろう。

このルートの地形図は「生野」と「長谷」に分かれていて見にくいので、二枚をコピーし貼り合わせ、通勤の行き帰りににらみつけ、イメージトレーニングに励んできたので、いつものように道に迷うことなく頂上までいけそうだ。

12:46
アセビの群生する、高星山頂上に到着。出発してから3時間と少しかかった。今年の桜は開花が早かったのでアセビも早いかなと思って来たが、まだ二分咲きぐらいだった。西側の展望が広がっていて、大田池や砥峰高原、雪をかぶった千種の山々、真っ白な氷ノ山が見えた。

アセビの群生する高星山頂上

地味なアセビの花

高星山から西の展望
大田池や砥峰高原

お昼ごはんを食べる。来る途中のローソン福崎北店だ買った、ヤマザキ「おいしさ2倍ボリューム満点まるごとダブルソーセージ」120円、神戸屋「小麦畑からの伝言甘みたっぷりのコーンとクリーミーソーススイートコーンマヨネーズ」100円。



下山も激下り

13:47
下山開始。来た道を忠実に引き返す。途中右手の植林の中を白いものが二つピョンピョン「飛んで」行くのが見えた。目を凝らして見ると2頭の鹿が「跳んで」いた。最初は、お尻の白い毛だけが見えたので「飛んで」行くように見えたようだ。

尾根の下りに入ったが、登ったとき以上に急に感じられる。滑り落ちないよう注意して下りる。また、登るときは感じなかった獣の臭いが、非常に強い地帯があり、なにかいるのだろうか。

15:21
関西電力鉄塔巡視路に出会う。15:43、車に戻る。下山は2時間ほどかかった。

15:50
帰途に着く。17:10、家に帰着。総走行距離105km。



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