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多賀登山は断念、赤十字山は手抜き登山



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平成14年8月2日(金)  メンバー 私だけ

赤十字山 せきじゅうじやま 408.0m


三日月町の多賀登山(たかとやま)へ

三日月町と南光町の山はまだ一つも登っていないので、三日月町南西部にある多賀登山(たかとやま)、南光町南部にある赤十字山に行ってきた。

南光町南部に「多賀」の地名があり、「多賀登山」はその隣の三日月町のある。少し不思議な山の名前だ。多賀の人たちが登る山なのだろうか。ネット上には全く参考になるものが無く、どこから登ることができるのか分からない。しかし頂上の西約500mに林道が通っていて標高差も少ないので、何とかなるかな。

7:18
家を出発。国道29号線に出て北に進み、追分で左折、新宮町に向かう。播磨科学公園都市に登り、大型放射工施設の前を過ぎ、西にある三ツ尾の集落に向かう。

三ツ尾の集落の手前、減圧弁施設の所を右に入る。すぐ二股になっていて、左はアスファルト舗装の赤十字山のある南光町多賀に行く道(のり面工事中の看板があったが通行はできるようだ)で、右が目的の多賀登山に向かう簡易舗装の林道だ。

林道を行くとまた分岐があり、直進は柵がありその先はぶどう園になっている。右は未舗装の林道だ。ここは右に進む。1車線幅で、両側の草はかなり茂っているが普通乗用車でも十分走れる道だ。

1.4kmほど進み峠に到着。ここにも分岐があり、左には「南広配水池」があり、その先は高原野菜の畑になっている。正面は簡易舗装の道で北の麓に下る道だ。北から電線が上がってきていて畑の方に伸びている。分岐地点は十分広く車を止めることができる。

ここが多賀登山頂上との最短地点のはずだが、何も印が無い。おまけにスズメバチが周りをブンブン飛んでいる。ヤブもかなりひどそうだし、多賀登山は断念。秋か冬に再挑戦しよう。

峠の北側に行くと、北の展望が開けていて、後山・三室山・氷ノ山が遠望できた。

多賀登山西の林道から
後山・三室山・氷ノ山が見えた



南光町の赤十字山へ

9:50
次の目的地、赤十字山に向かう。峠を北側に下りる道は倒木がふさいでいるので南の三ツ尾に戻る。のり面工事中の狭い道を行きたくないので、遠回りになるが反時計回りにグルリと大きく回り南光町に向かう。

南光町菰田で千種川に架かる多賀橋を渡る。門脇・上々の集落を過ぎ、丸尾の集落が終わる所から山に入る道に左折する。

林道入口にはフェンスはあるが開いている。看板類も無いし、どうやらここは自由に通っていいようだ。ということは頂上まで車でいけてしまうかも知れない。

10:32
かなり急な舗装された林道を車で登って行く。これでも登山だろうか。2万5千地形図の赤十字山頂上近くの林道分岐まで車を上げ止める。ここから上にもいけるが、車で登るには少し急過ぎるような気もするし、少しは歩かねば。

分岐右側は柵があり通行禁止になっていって、草ぼうぼうの未舗装の道になっている。先には何があるのだろう。

分岐左側は急な坂で、数分登るとツーカーホン関西の播磨徳久ベースステーションのアンテナが立っている。その両側に階段道があり、奥側を登るとその先はNHK播磨徳久中継放送所のアンテナがあり、林道の終点に出てしまった。

10:46
林道を戻り、ツーカーの手前側の階段を登るとその先が赤十字山の頂上だった。今まで見た中では一番きれいな二等三角点標石があったが、周りはアカマツに囲まれ展望は無かった。

きれいな二等三角点標石
きれいに磨かれている

赤十字山頂上
狭く展望は無い

赤十字山の由来は、「石に十字のある山」が、「石」−「せき」−「赤」と変わり「赤十字山」になったと「播磨 山の地名を歩く」にある。石に十字といったら三角点標石のことだろうが、かなり変わった山の名前だ。普通なら昔から言い伝えられた名前を使うと思うのだが。ちなみに三角点標石の十字はただ彫ってあるだけだった。赤く塗られていたら面白いのに。

頂上から分岐に戻り、通行禁止になっている右側を行く。最初草ぼうぼうの地道は、分岐から見えなくなるときれいに舗装されていた。よほどこの先にあるものを隠しておきたいらしい。何なんだろうか。

しかし「関西電力佐用無線中継所」と「南光町行政無線多賀中継所」それからフェンスに囲まれた空き地の「電電公社多賀無線中継所」あるだけだった。特に変わったものは無かったが、空き地になっている電電公社の中継所が怪しいといえば怪しい。地下に秘密基地があるのかも知れない。

空き地の電電公社多賀無線中継所
地下秘密基地があるかもしれない

11:51
昼食を食べ帰途に着く。

13:03
家に帰着。総走行距離111km。かなり不満の残る山行だった。



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