三日月町の高丸山
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平成14年8月18日(日) メンバー 私だけ
高丸山 | たかまるさん | 536.2m |
どこから登ろうかな
氷ノ山と鉢伏山の間にも高丸山があるが、三日月町の北部にも高丸山がある。標高は536.2mと低いが三日月町の最高峰だ。
私の住んでいる姫路市の最高峰「葛城山」もかなりないがしろにされているが、三日月町の高丸山も負けず劣らずないがしろにされている。今回登ってきたが、案内標識の類は全く無く、登山道も無かった。山頂にはプレート類は全く無く、忘れ去られた山のようだ。
ネットで調べても何も出てこない。国土地理院のホームページ(http://www.gsi.go.jp/)の閲覧サービス・基準点成果等閲覧サービスで調べたら、添谷集落北の神社がある尾根の西側の谷に北に延びる道があり、それを行くと高丸山頂上のすぐ東側まで行けることが分かった。
7:29
家を出発。降水確率20%、空は曇っているが、西は雲が切れ青空が見えている。
国道29号線に出て北上、追分で左折し新宮町へ。県道179号線を北西に行き、相坂峠を越え三日月町に入る。
角亀川に沿い進む。JR三日月駅手前の「桜橋」の交差点を右折。県道433号線を本郷川に沿い北上。添谷の集落への道に左折。分岐地点には小さなバイパスがあり、小学校・幼稚園送迎用のバス停があった。
添谷の集落を過ぎ林道に入り進む。しまった。この林道に入ってはいけなかったんだ。
8:44
林道を戻り、添谷の集落を抜け県道433号線に出る。添谷の集落の中でも車を止められそうな場所はあったが、道が狭いので県道まで出て、路肩が広くなっている所に止める。
谷に林道があった
8:55
用意を終え出発。添谷の集落に入り、小川沿いを行く。水田の稲は実り穂を垂れている。小川に架かる橋を渡り、カーブミラーの先を左に入る。
9:10
民家の間を通り抜けると林道があった。右側に神社に登る急な坂道がある。狭い林道で、軽四のトラックなら入れるかもしれないが、それ以外は無理だろう。植林の谷の中の緩い登りの道で右側には川が流れている。
10分ほど林道を行くと、道に草が茂り急になってきた。この先は車が入っていないようだ。その先はまた緩やかな道になったいる。
9:47
谷が浅くなり、両側の植林が切られ日当りのいい所にでた。シダやヤマブドウなどが茂り道が見えなくなっている。ザックから鉈を取り出し、ジャングルの中を行く探検隊のように鉈をふり邪魔な草を切りながら進む。やっと鉈が役に立った。
9:57
東側の尾根がなくなり、急な斜面をトラバースする細い道に入ってしまった。どうやら少し行き過ぎてしまったようだ。
頂上への道はない
10:14
西側の尾根は植林されていて見通しがきかず、どの辺が頂上なのか良く分からない。どこから登ろうか行ったり来たりしていて、ふと足元を見ると古い水筒が転がっている。傾斜も緩やかなので、ここから西の尾根に登ることにする。
10:24
斜めに登り尾根に着き、少し南に戻ると三角点があった。尾根には明確な道は無いが歩くことはなんとかできる。
頂上は木が茂り見通しは無い。三角点の上だけ空が見える。東側は植林、西側は雑木が密生している。三角点は四個の石に囲まれていて、古い対空標識が木にくくられている。プレート類は全くない。登る人は稀なようだ。三日月町の最高峰なのにさびしい山だ。
下山途中に神社で昼食
10:57
頂上の写真を撮り、下山開始。
11:05
植林の中を東に適当に下り、登った所よりも少し北の林道に到着。
11:58
写真を撮りながら林道を下り、添谷の集落に到着。実は登っている写真は、全て下る途中に、登っているふりをして撮ったものだ。
東側の尾根の神社に登り、昼食を食べることにする。神社なんて、そんな高い所にはないと甘く考えていたが、鳥居は登り始めてすぐにあったが、神社がなかなか現れない。道は急だし暑いし、本当にこの先にあるのだろうかと思いながら必死に登る。
12:13
神社に到着。熊野神社だ。登り口から標高差約100m、地元の人もあまり参詣にこないのではないかと思う。日陰でズボンについたヒッツキムシ数百個をはがしながら体温が下がるのを待つ。月見とろろそばと明太子おにぎり1個を食べる。神社の裏を見たがはっきりした尾根道はなかった。
12:52
熊野神社から下山開始。
13:19
添谷の集落を抜け、車に戻る。
13:28
濡れた服を着替え、家路に着く。
14:34
家に到着。総走行距離81km。高丸山は展望はなかったが。ほぼ予定どうり予想どうりの山行ができた。
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