比地の滝と国見山
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平成14年11月15日(金) メンバー 私だけ
国見山 | くにみやま | 465m |
比地の滝
国道29号線で、安富町を過ぎ中国自動車道の下をくぐり、山崎の市街が近づいてくると正面に見える頂上に電波反射板のある山、山崎町の国見山に登ってきた。
平成13年8月版の1:25,000地形図「安志」の左上の端にあり、山名は載っているがなぜか頂上には三角点がない。WEBで調べたら、林道を登りつめると、そこから少しで頂上に行くことができ、展望も良いらしい。
10:28
天気予報によると、遅くなるほど天気が良くなるとのことで、遅めに家を出発。天気は曇り。
国道29号線に出て、追分で左折し揖保川を渡り新宮町に入る。そのまま29号線で行ってもいいのだが、たまには違う道も通りたかった。青空が少し見えてきて、薄日も差してきた。
新宮町から県道で揖保川の左岸沿いに北上し、山崎へ。中比地に樽を作っている工場があり、そこの角に比地の滝の案内板が建っている。看板はかなり古いもののようで、鉄骨の脚が傾いている。
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そこを左折し比地の集落に入っていく。突き当りを右に、すぐ左に曲がり滝川に掛かる橋を4回ほど渡り、集落の奥に進む。
11:33
林道石ケ谷線の起点の標識柱が現れ、その先の左手のブルドーザーが放置してある広場に到着。車を止める。
広場の東端に「比地の滝 500m」の標識があり、林道の南側に道が付いている。
11:40
コンビニで買ってきたお昼ご飯を食べ、滝を見物しに行く。広場を過ぎ、よく整備された暗い谷間の遊歩道を進む。
11:47
落差12mの比地の滝に到着。お堂や休憩所がある。滝の水量は少なく迫力はないが、イチョウの大きな木があり黄色の落ち葉がきれいだ。
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11:59
滝を後にし、駐車場所に引き返す。滝から北側の林道に上がる道はないようだ。
国見山
12:09
駐車場所から林道石ケ谷線を西に進む。この林道は普通車でも何とか走れそうだが、四駆の方がいいだろう。路肩とかはしっかりしている。
優良保全林
山崎町上比地菖谷 2.97ha
この山は、県内の林地を開発した方々の協力金により、公益林整備事業で造成したものです。みんなで大切に育てましょう。
植栽樹種 やまもみじ・こぶし・やぶつばき・さるすべり・しらかし・ひどらつつじ・たにうつぎ
実施年度 昭和52年度兵庫県・山崎町・兵庫県造林緑化公社
上のような看板の先にきれいな紅葉があった。
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谷に沿った林道の両側は、ほとんどが植林か常緑樹の林で紅葉はごく一部分だけだった。
城下小(山崎町御名)が、この10月12日に集団登山をしたようで、所々に、そのとき立てた小さな標識があり、良い道案内になっている。
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これ以外に「守れ!国見山」、「国見山をよごさないで」、「自然はみんなの宝物」、「自然を大切に!」、「みんなの国見山」、頂上には「緑を大切に 平成十四年度六年城下小学校」と合計7個あった。
12:28
地形図に載っていない林道が左手に分岐し、橋を渡り東側に続いている。そこに次のような注意書きがあった。
◎狩猟される方へお願い
山林作業中注意して下さい
日時 平成14年11月17日AM8:00〜PM3:00頃迄
場所 左砂防より上(観音ヤブ)尾根付近広範囲金谷生産森林組合
観音ヤブ尾根とは何処なのだろうか。南西の尾根のことだろうか。注意書きを立てなければならないほど狩猟者が入ってくるのだろうか。休日に山に入るときは注意しなくては。
12:37
地形図の林道が南に曲がる地点に到着。地図には載っていないが、ここからさらに北の谷沿いに林道が続いている。道はかなり急になるが、普通車でも何とかなるかと思う。
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12:42
「通行注意 前方山腹崩壊の危険あり」の標識があり、左手の山の植林地が崩れた跡があった。
12:56
林道は国見山の西を回り、北側の鞍部の手前まで伸びているようで、終点に到着。駐車地点から47分。少し広くなっていて、車を止めることができる。
ここには城下小の「自然はみんなの宝物」、「火の用心REF」それと「ゴミ等の不法投棄を禁止する。兵庫県土地開発公社」の看板標識があり、この先は関電の巡視路にもなっているようだ。
12:59
山道を東に進み、国見山北側の鞍部に着いた。ここから先にも道は付いているが、南側の頂上に向け「展望台」と「火の用心」の標識がある。標識はかなり新しそうだ。
展望台の標識に従い南に進むと緩い階段道が現れた。関電巡視路ならプラ階段だが、丸太階段になっている。
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13:04
道が東に曲がり、「展望台 国見山」の案内が現れた。この辺は赤松と雑木の林になっている。
13:08
林道終点から12分、国見山頂上に到着。気温は13度ほど。関西電力の電波反射板と、仮設足場用のパイプやはしごで作られた展望台があった。
展望台はしっかりしていて、登って揺さぶってみてもびくともしなかった。また、国見山の名前どうり山崎の町を一望することができ、正面に明神山が見えた。
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