山行記録にもどるホームにもどる



太子町の馬山



スポンサード リンク




平成14年11月16日(土)  メンバー 私だけ

馬山 うまやま 174.1m


王子神社から馬山頂上へ

太子龍野バイパスを姫路から西に走ると、一番長いトンネル(城山トンネル)の次に来る「王子トンネル」の上にある山、馬山に登ってきた。標高は174mと低いが、登山道はしっかりしてるし、展望もまずまずだった。

11:52
近いし、低い山なのでお昼ご飯を食べてから、家を出発。天気は晴れ。

国道29号線に出て、すぐの「長池」を左折し県道5号線を西に進む。揖保川町の「丸山」で左折、南に向う。左手に馬山が見えてくる。この辺にあるごく普通の里山だ。

太子龍野バイパスの下をくぐり、一つ目の信号を左折し、馬山の南側にまわる。太子町総合公園を過ぎたあたりで左折し馬山の南西の麓にある「王子」の集落に入る。

12:27
王子神社の石段の下の道端に車を止める。

王子神社の石段

12:31
登山口探しに王子神社に行くが、それらしきところは無い。

神社西側の舗装道路は少し登ると杭があり、車は入れないようになっている。しかしその先の道路右側の石垣に階段が付けられている。登ってみるとそこは竹やぶで踏み跡があった。

竹やぶの中の道

竹やぶの中は、寒くなる前までやぶ蚊が飛び回っていただろうが、今は何もいない。

竹やぶを通り過ぎると、雑木や草木が茂る林になったが、道ははっきりしている。それなりに急な道で、振り返ると太子町の町並みやバイパスを枝越しに見ることができる。

雑木が茂る急な道

12:56
道が緩やかになってくると、雑木の背丈が高くなり見晴らしが悪くなってきた。テレビ共同受信用の小さなアンテナが立っている。

背丈が高い雑木の中の道

13:04
大きな岩が見えてきて、その岩の上が馬山頂上だった。駐車場所から約30分。頂上には四等三角点があり、5m四方ほどの平地になっている。

南側の展望がよく、南東に一等三角点がある城山、南に檀特山、南西に黍田富士、瀬戸内海に浮かぶ家島、太子町の町並みが一望にできる。

馬山頂上の四等三角点

馬山頂上から南の展望



藪の中を北に下山

13:39
登ってきた道を下るのはつまらないので、尾根沿いに北に進み送電線巡視路で下山することにして、下山開始。

最初ははっきりした踏み跡があったが、一つ北のピークに行くと雑木が茂り踏み跡が不鮮明になってきた。このあたりまでは紅葉もきれいでそれなりに良かった。

頂上北のピーク

尾根には雑木が茂り、倒木もあり通過が困難になってきた。尾根の藪に押されるように西の斜面を下りていくが、ここも雑木とシダの籔で下山は困難を極める。

籔がひどく写真も取れない。少しゆるい所でやっと写真を撮ることができた。こんな籔の中にもペットボトルが落ちていて、籔好きのお仲間が前に来ているようだ。

雑木の籔

植林に出て、これで外に出られると思ったが、その植林は雑木に囲まれていた。

14:18
また雑木籔に突入し漕いでいくと、人の声がし姿も見えた。こんな籔の中で何をしているのかな思いながらも、進んでいくと林道に出ることができた。籔との格闘は40分だった。

林道には、籔の中の人のお仲間がいて、なにやら探し物をしているとのこと。

林道を西に進んでいくと、「火の用心」の標識があり、送電線巡視路になっているようだ。ということは完全に計画どうりの経路で下山したことになる。少し籔がひどかったが。

14:28
林道入口にはにチェーンが架かり、進入禁止になっていた。下山した所は頂上から北西「北山」の溜池の南岸だった。

車道に出て馬山を西から南に回り駐車地点に向う。

14:46
王子神社下の駐車場所に戻る。

14:47
車を出し帰途に着く。

15:17
家に帰着。総走行距離28km。

馬山頂上の展望の良さには驚いたが、里山としての利用は全くされてなく尾根筋の通行はほぼ不可能になっている。しかしどういう訳で「馬山」と名前が付けられたのだろうか。



スポンサード リンク



山行記録にもどるホームにもどる本ページのトップ