姫路市大回り、その2(豆崎から夕陽ケ丘)
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平成15年9月7日(日) メンバー 私だけ
豆崎奥山 | まめさきおくやま | 155.7m |
2万5千分の1地形図「加古川」を参照すること。
姫路市大回り
前回は、姫路市と高砂市の境界を流れる天川の河口からきびしい残暑の中、日笠山山系を縦走しJR曽根駅までを歩いた。
姫路市と高砂市の市界はこの辺では市街地や低山の中を複雑に絡み合い、天川を横切り鹿嶋神社の西方を通り桶居山に向っている。可能な限り忠実に市界を辿るのも一つの方法だろうが、絶対に辿れない市界もある。
姫路市大回りも2回目を迎え、経路決定のお約束を少し決めようと思う。
- 自分の足で歩く。
- 市界を忠実に辿らなくてもいい。
- 経路は姫路市と隣接する市町のどちらでもいい。
- 市界の三角点標石は可能な限り訪れる。
- 困難な経路はとらずに、安易な方を選んでもよい。
これぐらい緩いお約束なら何とかなるだろう。というわけで本日はJR曽根駅の北、豆崎から大平山、鹿嶋神社西の88m鞍部、百間岩を登り264.2m三角点ピークに。桶居山への分岐を左に入り、桶居山の西から夕陽ケ丘団地に下山し、バスで姫路駅に帰るという計画だ。
曽根駅から出発し豆崎へ
6;44
JR曽根駅から姫路市大回りを再開。きびしい残暑がまだまだ続き、涼しいうちに歩き始めようと始発のバスに乗り姫路駅でJRに乗り継いで来た。しかし早朝にもかかわらず蒸し暑く、日中の酷暑が恐ろしい。
6:51
駅北の国道2号線に架かる歩道橋を渡り、西に行くと住宅地の中に続く道がある。数件目の北側に草が茂っているところがある。そこが豆崎の登山口だ。「登山口」と書かれた木杭が打ってあり、木には「高御位山」の表示もある。当然ながら車を止められそうな場所はない。
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登り始めの雑木林で藪蚊にあっという間に数箇所食われ、首筋を掻きながら真っすぐな岩場を登ると南側の展望が広がってくる。先週登った日笠山が曽根の町の向うに見えてきた。
この辺の山に生えている木々は背丈が低く展望は良いのだが、日差しを遮るものがないので真夏に登るとえらい目に会う。9月に入り日差しは大分弱まってきたが、残暑が続き風も無く蒸し暑い。
7:04
南北に延びる稜線の南端、経塚山古墳に着いた。墳丘は無く天井石の上に登山道が通っている。
岩場が多い快適な(登山道が快適なだけで、蒸し暑く不快だ)登山道を登っていく。
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7:28
「豆崎奥山」の山名板が下がる155.7m三等三角点ピーク(点名:大谷T)に着いた。「播磨 山の地名を歩く」では「豆崎奥山」、「はりま歴史の山 ハイキング」では「大平山」となっている。どちらが正しいのか、はたまた両方とも間違いなのかは、私にはわからない。
非常に展望が良く、北西には高御位山、北には桶居山、西を見ると遠くに姫路城が、南には家島、南東には淡路島と明石大橋も見える。
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ここに登るまでに分岐が2箇所あり、豆崎登山口以外からも登れるようだ。
8:07
190m程のピークに着いた。南のピークと同じく南北に長いピークで、ここを「播磨 山の地名を歩く」では「大平山」としている。このピークから南東方向の支尾根上に市界があり、道が付いていないかなと観察したが、道らしきものは見つけられなかった。
ここから鹿嶋神社西の鞍部までは急な下りで、土の路面に薄くコケがついているところがあり、滑りやすくなっている。目の前には百間岩が見えていて、登山者がアリのように小さく見えるなと注意をそらしたとたん、すってんころりんとこけてしまった。
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百間岩から鷹の巣山
8:25
鹿嶋神社西の88m鞍部を通過。東の鹿嶋神社と西の別所方向にも道が付いている。
ここから先の山行記録は平成14年10月の展望抜群、桶居山と全く一緒なので省略します。
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