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播外編・富士山バスツアー



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平成15年7月21日(月)〜23日(水)  メンバー 32名+添乗員+強力

富士山 ふじさん 3775.6m

2万5千分の1地形図「富士山」、「須走」を参照すること。

平成16年版「2回目の富士山バスツアー」、
平成17年版「神姫観光富士山登山ツアー(3回目)」、
平成18年版「富士の病(富士山登山ツアー連続4年目)」もあります。


富士山バスツアーの種類

私の住む兵庫県姫路市からの富士山バスツアーは大きく分けて二種類ある。(神姫観光のプランです)

一つは早朝に梅田を出発し、夕方に富士山の山梨県側河口湖口五合目に到着。休憩・夕食の後登山開始。22時頃七合目の山小屋に着き、数時間の仮眠を取る。0時ごろ出発し富士山頂上で御来光を見て下山開始。10時には五合目をバスで出て、入浴・昼食・土産物屋を回り、21時ごろには梅田に帰るという、一泊ニ日のかなり厳しい行程のもの。

もう一つは、姫路(上のプランは梅田発しかない)を20時過ぎに出発し加古川・神戸・梅田・京都で客を拾い夜行で走り、河口湖口五合目に朝に到着。ゆっくりと4時間ほど休憩し高所順応。11時ごろから登り始め、15時ごろに八合目の山小屋に到着。ここで8時間程の休憩・仮眠を取る。その後は初めの行程とほぼ一緒の、十分に休憩を取り高所順応するというかなり楽な二泊三日行程のもの。

一番目の行程はかなりきつそうで、私としては二番目をお勧めする。


登山開始まで

今回はバスツアーで行ったので正確なログは取れなかったし、いつもの後姿の写真もない。

19:06
姫路駅南側のバスターミナルに着くと、すでにツアーバスは来ている。姫路からは私を入れて4人で、人数が揃ったので予定の時間には早いが出発。

加古川からの客はいないので通過、神戸三宮で4人、梅田で16人、京都で8人を拾い合計32名。男のほうが少し多いぐらいで、年齢は小学校1年生のお嬢さんから70歳以上の方までと、バラエティーにとんでいる。

運転手は2名(イケモトさん、テラザワさんありがとうございました)で交代で運転、添乗員は梅田から乗車してきた若い女性(タダカワさんありがとうございました)で、彼女は今回が始めての富士山ツアー添乗員のようで少し心配。

バスは普通のハイデッカーの車。座席は狭く眠ろうとするが、ほとんど眠れなかったと本人は思っている。大いびきをかいて周りの人に迷惑を掛けていたかも知れないが、そんなことは本人には分からない。

京都から先、高速道路のサービスエリアで三回ほどの休憩停車をする。中央自動車道を「一宮御坂」で下りて河口湖の東岸を行き、富士スバルラインをバスは快調に登る。夜明け頃の天気は良かったが、この辺に来たら雲が空を覆い富士山は全く見えない。

7:10
標高2305m、河口湖口富士山五合目に到着。景色はガスで全く見えない。まだ早いのか人もほとんどいない。

神姫バスと休憩した雲上閣
実はここの高度2305mは生まれて初めてのものだ

雲上閣三階の広間にて休憩。部屋は男女別で気兼ねなく着替えができ、ゆっくりと横になることもできた。朝ごはんに持ってきたパンを食べる。

今回は帰りも同じバスなので、登山に必要のないもの(お風呂の後の着替え、サンダルなど)はバスに置いておく事ができた。繁忙期になって毎日ツアーが運行されると、バスはその日の下山客を乗せて帰ると思うので出来ないかなとも思う。また休憩所にはコインロッカーもあった繁忙期には空きがないか知れない。

10:20
雲上閣ニ階で早めの昼食を取る。関東風出汁のそばが付いた弁当風の極普通のもの。一階に下りて帰りに買うお土産を物色しておく。ここでは500mlのペットボトルが200円、上に行くと500円になるので、体力に自信があるならば家の近所のスーパでは100円以下で買って持ち上げれば安上がりにはなる。

下山客を乗せるバス、日帰りのツアーバスが次々と到着し、人もかなり多くなってきた。

10:50
近くの広場に集合し、番号の入ったゼッケン(遠くからでもツアー客が分かり便利だ)を受け取り付ける。強力(富士山ではガイドのことをゴウリキと呼ぶ)はイトウ氏(ありがとうございました)で若いが経験は豊富のようだ。今期は25回ものツアーガイドを予定しているとか、すごい回数だ。

簡単な説明(下山道には分岐地点が1ヶ所あり、「山梨県、河口湖、スバルライン」の方に下りないとバスには戻ることが出来くなる。本日の目的地八合目までは4時間ほどかかる。)を受け、軽い準備体操を行う。バスの疲れも4時間の休憩でほぼ解消し、五合目の高度にも大分慣れて来たようでみんな元気だ。

強力の説明を聞く
少しガスが出ている


さあ登るぞ

11:13
七合目まで乗っていくとニ万円近いお金がかかるお馬さんに見送られながら、いよいよ富士登山開始。

先頭を強力のイトウ氏、最後尾を添乗員のタダカワさんに挟まれ、わが神姫観光ハートツアー御一行32名様が行く。今のところ脱落者0。

靴はスニーカから軽登山靴まで、私の革靴が一番重そうだ。服装は普段着のジーパンから本格的な登山スタイルまで。金剛杖派は5人ほど、シングルストック派は10人ほど、ダブルストック派は私だけ。ザックは町歩きのに使うようなショルダーバックから40リットルの登山用ザックまで。各人各様で富士山をなめきっている人も中にはいるようで、天候が急変した時が楽しみだったが、残念ながらというか幸いにというか、そのような場面は見ることが出来なかった。

最初は下りの車も通れる道を行く。まだ梅雨も明けない平日で、おまけにこの時間から登る人は少ないと見え、富士山としては驚くほどの人の少なさだと思う。

11:29
泉ケ滝の分岐地点に着き、ここで最初の休憩、この後は20〜30分ごとに休憩をとり、ペースも非常に遅い。小学生から老人まで、山登りに慣れた人から山に登るのは富士山が初めてという人までいるので一番遅い人のペースに合わせているようだ。またこのことが高山病を防ぐのに有効なのだろう。

泉ケ滝分岐からは右に入り、六合目を目指す。夜間登山も出来るほどだから道は非常によく整備されていて、まるで遊歩道のようだ。しかし天気のせいで景色も見えないし砂礫の道を黙々と登る。

落石除けのシェルター
富士山で落石が起こったら麓まで止まらないだろうな

12:02
六合目の富士山安全指導センターに着いた。ここで休憩。みんなザックを下ろし地面に座り込んで休んでいる。私はいつもの山行スタイルを頑なに守りザックも下ろさず立ったまま休憩する。というか一旦座り込んだ後、立ち上がりザックを背負い歩き始めるのがきつくなるので普段は途中ではほとんど休憩をしないことにしている。

ここまでは登下山道は一緒だったが、ここからは登山道と下山道に分かれる。

富士山安全指導センターでもらったパンフレット(各主要言語版あり)。

富士登山のみなさんへ

富士山へようこそ……・富士登山が、この夏の楽しい思い出となるよう安全登山に御協力をお願いします。

富士登山安全指導センター(富士山6合目)
TEL 0555(24)6223


◎富士山下山道七合目公衆トイレの使用について

このトイレは、国立公園内の自然条件がきびしく、水も電気もない場所でも、大切な自然を守りながら、清潔で快適に使用できるよう工夫したトイレです。

−あなたの真心を富士山の環境保全に−
環境と保全と快適利用のためにチップ(100円程度)をお願いします。

あなたの真心は、トイレの管理に役立てられ、環境保全や皆さんの快適利用につながります。

※ マナーを守って、きれいに使いましょう。


下山道注意!!
下山のとき(須走口江戸屋分岐点)下口を間違えないように!!



簡単なルート図、タイムチャートは省略



※下山道は本八合目より安全指導センターまで約120分
 下山道には山小屋はありません
※頂上のお鉢めぐりは1週約60分
※時間はいづれも休憩時間は含みません

富士山安全指導センター
富士吉田警察署
(事務局 山梨県富士吉田市役所)

13:24
ここまでは砂礫の九十九折れの道だったが、七合目「花小屋」の下からは岩場が始まり、今日の目的地八合目「太子館」の上まで続いている。

大きな段差はないが、足元が色々な形に固まった溶岩で少しだけ登りにくいが、バランスを取りながら、岩につかまりながら登っていけば特に問題はない。ダブルストックだと楽に登ることが出来た。

七合目「花小屋」の下からの岩稜地帯が始まる
岩稜地帯にしか山小屋はない

途中少しだけ日が差してきて、少しは天気がよくなるかと期待させられた。しかし、その後は霧雨が降ったり、ガスが出たりで視界は不良。本格的に雨が降らなかっただけましだったと思うしかない。

岩稜地帯を行く「神姫バス登山隊」
ガイドを入れ総勢34名

七合目「花小屋」から宿泊地の「太子館」までの間に山小屋が7つ程あり、一つ置きぐらいに休憩しながら登っていく。ほとんどの人は元気だが、一部の人は高山病の症状が出たのか気分がすぐれない人が出始めた。

各山小屋にあるトイレは宿泊者は無料だがそれ以外は100円のチップ制になっている。ツアーの皆は正直者が多いのかちゃんと払っているようだ。山小屋の人もこの時間は暇なのか、店先に出て私たちに声援を送ってくれる。

15:53
五合目から登り始めて4時間40分かけて、宿泊地「太子館」に到着。14時から15時に付く予定が大分遅れた。どうりで楽だった訳だ。

入った順に寝床が決まるので一旦山小屋の前に集合する。最初は女性のグループ、次は男女のグループ、女性の単独、男性のグループ、最後が男性の単独。私は一番最後の方だった。

八合目「太子館」に到着
当然ながら平屋の建物だ


太子館の様子(写真は撮りませんでした)

登山靴をビニール袋に入れ手に持ち館内に入る。斜面に建てられているので館内に短い階段がある。標高が3100mと高いので階段を上るだけで息が切れそうだ。

案内された部屋は中央に通路がありその両側が100人ほどが寝られる二段の寝床になっている。寝場所は畳敷きで、この山小屋では寝袋が並べてある。よその山小屋のように知らない人と同じ布団に寝るよりはいいかもしれないが、寝床の幅は肩幅ほどしかなく狭いのは変わりない。寝袋は臭い湿りもなく清潔そうで快適だ。

奥行きは2mほどで足元に登山靴を置いて寝ることが出来る。荷物は足元に棚がありそこに置けるが、奥行きが狭く長めのザックだと落ちないかと心配になる。

宿の番頭の大きな声の説明を聞いたが、あまり覚えていない。空気の薄さに思考能力が低下していたようだ。夕食の時間(16:30)を覚えるのがやっとだった。

狭いところで靴下やシャツを着替え明日の準備をする。起きたら防寒対策の雨着を着て、ヘッドランプを頭に付けるだけで出発できるようにし、手袋・帽子などはザックの雨蓋に入れて直ぐに取り出せるようにしておく。しかし2段の下段なので天井が低く着替えながら何度か頭を打ってしまった。

16:30
夕食の案内があり、玄関横の食堂に下りる。3つのツアーが同時に食べたので100人ほど入れるようだ。そこにはどう見ても4人しか座れない小さなテーブルが並び、一つのテーブルにカレーが5皿並べてある。カレーはレトルトと思われるがご飯は圧力釜で炊いたもので、味は辛めだが結構いける。

食事の後、山小屋の主人の挨拶があり、ここは標高3100mで空気が薄いためか、アルコール類は非常に美味しく感じられ、地上の3倍は酔いが回るそうだ。また、飲んだアルコールを分解するのに酸素が必要でより一層高山病を促進するとの事。実験をしたい気はあるが結果が怖く実行できなかった。ちなみに山小屋では値段は高いがビールも清酒も売っている。

空気が薄いので寝つきも悪いし熟睡も出来ないが、寝ているだけでも体力は回復するのでじっとしているように注意があった。上向きよりも横に向いて寝たほうが気道が広がりやすいとも言っていた。

主人の挨拶と注意の後、各ツアー担当の強力さんから明日の大体の予定、途中で登頂をあきらめる場合や、はぐれた場合の対処方法などの説明があった。ここの太子館で登頂をあきらめる場合は朝までゆっくり休むことが出来るとの事だが、高山病は高度を下げるのが最良の方法なのでさらに悪化したりしないのだろうか。

明日登山を開始し二つ上の白雲荘までで諦めるなら、太子館に戻る。その上なら近くの山小屋で有料で朝まで休憩後下山。九合目を超えたなら、下山が楽になるのでゆっくりでも頂上を目指す。との注意を受ける。

夕食後、明日の朝食の温めた「五目釜飯パック」を2個もらう。玄関の囲炉裏の横で五目釜飯パックを一つ食べてしまう。温かくておいしかったが、さすがに二パック目までは手が出ず、結局家まで持ち帰ってしまった。

足りなくなった飲料水を2本買う(ペットボトル1本が500円)が下から持ち上げることを思えば安いものだ。それから、外のトイレに行ったが比較的きれいで臭いもなかった(小しかしなかったので大は分からないが)。

17:00
明日の準備を完全に済ませ寝袋に入り就寝する。狭い部屋にたくさんの人が寝ているので窓を開けているが寒いことはなかった。

始めは寝付かれなかったが、19時ごろには熟睡してしまったようだ。

23:35
遠いところで鈴がチリンチリンとなる音で目を覚ます。耳栓を外すと皆が準備する音が耳に飛び込んできてうるさいことに驚いた。耳栓は富士山の山小屋泊まりの必需品だ。あるとないとでは大違いだ。

私も雨具を着込み登山の最終準備を始めると、山小屋の番頭さんが起床の知らせに起きたが、そのときまで寝てた人はいないのではないかと思う。すぐにまた番頭さんが来て外の集合場所に行くように言われる。

太子館や富士山登山ツアーのことは「富士山吉田口八合目山小屋 太子館」を見ると詳細に解説されています。


富士山頂上へ

00:00
太子館を出て横の集合場所に集る。参加者32名中8名の方がここで諦め、24名が頂上を目指す事となる。女性10名男性14名それに添乗員、強力を加え総勢26名の登山隊となる。

00:05
最後の注意、点呼を受け出発する。風は弱く気温は7度ほど。雲があるのか星も月も見えない。

太子館を出発する「神姫バス登山隊」
ガイドを入れ総勢26名

一つ上の山小屋で岩場は終わり、砂礫の道となる。空の雲が晴れてきて下弦の月が輝き、天頂には天の川までもが見えてきた。この分なら御来光もばっちりと思いきや、すぐにガスが出てきて星を隠してしまった。

1:51
「本八合目江戸屋」に着いた。ここが頂上までの最後のトイレ休憩となり、ここで長めの休憩をとる。こんな時間でも山小屋の売店は開いていて甘酒の臭いが漂ってくる。時間があったので添乗員さんや強力さんと一緒に記念撮影をする。

3:13
九合目の鳥居を通過する。空気がさらに薄くなり写真を撮るのもしんどくなってきた。

鳥居を過ぎて30分ぐらいで最後の岩場になる。ここからは集団行動をやめて、各自のペースで登ることになる。1万人以上がこのコースで登る日には大渋滞がおきて進めなくなる地点だ。幸い今日は強力さんいわく「千人も登っていない」日なので渋滞は微塵もない。

一歩づつゆっくりと頂上を目指して登って行くと、高山病なのか岩陰に人がうずくまっているのがヘッドランプの明かりの中に浮かんでくる。

3:59
強力さんが頂上から皆を励ましている声が聞こえる。太子館を出発して3時間54分、鳥居をくぐり富士山頂上に着いた。頂上に着くと同時ぐらいに小雨が降ってきた。

富士山の頂上は、お鉢の南西「剣ケ峯」ではないかという人もいるようだが、ここも3710m以上ある立派な富士山の頂上だ、と言っておく。

富士山頂上「久須志神社」にて
ゼッケン13がかっこいい

ご来光を待つ間に山小屋で800円の醤油ラーメンを食べる。富士山の頂上にしては安いと思う。少し辛かったがそれでも温かく美味しかった。その後はトイレに行きその裏の火口を覘いてみたが暗いのとガスとでよく見えず少し残念だった。

4:22
東の空には下と上に雲がかかっている。しかしその間に狭いが隙間がありそこが赤く輝いてきた。気温は4度ほどで、風はない。

小屋の前でご来光を待つ人たち
小雨の中じっとしていると寒くなる

4:45
相変わらず小雨は止まないが、ご来光がはっきりと見えた。しかし、数分で雲の隙間は閉じてしまった。

富士山の御来光
これ以外に景色は全く見えなかった


小雨の中を下山

4:50
集合し点呼を取ると2名足りない。添乗員さんと強力さんが探すがいない。どうやら最後の岩場で登頂を諦めたようだ。無事に下山していればいいのだが。

5:00
下山開始。下山は登りと違い全部砂礫の道で、足元にあまり気を使わずに下りることが出来る。しかし何かに気をとられて時々足を滑らす。相変わらず小雨が降り続き視界はない。強力さんも気分転換に景色を説明することが出来ず困っているようにも見える。

小雨の中の下山
茶色い山肌が見えるだけ

6:06
須走口江戸屋手前の分岐地点に着いた。ここで全員を集め点呼を取る。ここで下山路を間違うと須走口に下りてしまい大変なことになる。分岐地点には大きな標識があり、その先の道端にもたくさん下山先が書いてある標識があるはずだが、それでも間違えて下りてしまう人がいるようだ。

8:26
六合目富士山安全指導センター直前まで下山。皆疲れきっているようだ。私もここが昨日通った安全指導センターの近くだとはなかなか気がつかなかった。

安全指導センター前
茶色い山肌が見えるだけ

8:45
泉ケ滝ノ分岐に着いた。ここからは緩い登りとなる。

9:09
五合目の出発地点に到着。頂上から4時間9分ほぼ予定どうりの時間になった。太子館で断念した8名、頂上近くで行方が分からなくなっていた2名もすでに下山していて、全員揃うことが出来て一安心。

また雲上閣の3階で帰り支度をして、1階で土産物を買いバスに乗車する。


帰りのバス

10:00
バスは五合目を後にし、富士スバルラインを快調に下山する。河口湖の近くの「富士健康センター河口湖」で入浴、昼食を取ったが、そこでの2時間は少し持て余すほど長かった。

13:45
それから「東邦観光園」でお土産の桃を買い、その後は中央自動車道、名神自動車道を走り大阪を目指す。

19:30
予定よりも30分早く京都に到着。

22:00
姫路にはさらに予定より1時間早く到着。しかし帰りの8時間弱のバスの旅も体を自由に動かせないだけに結構きついものがあった。

今回の富士山バスツアーは天気には恵まれなかったが、無事に頂上まで登ることが出来て、富士山の空気の薄さを味わうことが出来た。「缶入り携帯酸素」などというものを売っていたが、気休め程度のおまじないほどにしか利かないようだ。あと持って行った2万5千分の1の地形図とコンパスは全く使わずじまいだった。

もう一回富士山に行くとしたら昼間に自家用車で行き河口湖辺りの麓で一泊し、富士山8合目太子館で二泊目。下山して付近の観光をして更にもう一泊。次の日に家に帰るという3泊4日辺りのプランで行きたいものだ。



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